高木凌 1.24
西谷大成 3.85
昨年6月に鈴木博昭に飛び膝をパンチで迎撃され秒殺KO負けした西谷。もともとDEEP中堅レベルの実績でのRIZIN出場に批判もある中での秒殺負けだったが、その後MMAの試合を行うことなくしれっと再登場。地方大会などでも実績のない選手が出ることが増えているので、RIZIN出場の(MMAでの実績部分での)ハードルは下がっている。
高木も昨年10月のRIZINデビュー戦ではコレスニック相手にまったく良いところなく敗れており、本来ならまた実績を積み直すところだが、西谷の相手としてちょうど良かったため(RIZINレギュラー陣を当てるわけにもいかないので)西谷のおかげで再登場。組みに難があるので今のままRIZINでは通用しないと思うが、西谷相手ならレベル的に釣り合っている。
高木KO勝ち。
山本空良 2.60
イルホム・ノジモフ 1.48
2022年からハイペースで試合をしてきた山本だが3連敗。ケラモフ・金原相手にはレベルの差を見せつけられての完敗。怪我もあり、今回は1年ぶりの試合となるが、どこまで実力を上げられているか。
相手はアゼルバイジャン大会でデビューし判定勝ちしたノジモフ。アグレッシブなストライカーだったが、実力的には未知数。
山本判定勝ち。
中原由貴 2.15
ビクター・コレスニック 1.67
中原はRIZIN3勝1敗、唯一敗れた鈴木千裕戦も、最後のパンチを聞かされるまでは優勢に試合を進めていて、しっかりとした実力はあるが前座扱い。前回、格下の白川相手に打撃を聞かされる場面があったが組みでしのいで判定勝ち。組みを試したかったとのことだが、こういうところでフィニッシュ勝利しないと期待感が高まってこない。
コレスニックも同じ門番ポジション。前回の高木戦は、打撃と組みの圧で勝ったものの、終盤やや失速した。コレスニックがカーフを効かせるか、それより先に中原が組みでコレスニックのスタミナを削るか。
中原判定勝ち。
“ブラックパンサー”ベイノア 2.15
井上雄策 1.67
MMA1勝3敗のベイノアだが、1年間AKAで鍛えたてきたとのこと。グラップリングの試合にも積極に出ており、組みの実力が上がっていれば、打撃も自信を持って打ち込める。
井上はMMAから離れてYouTuberとなっていたが、昨年10月に5年ぶり復帰し1RKO勝ち。しかし相手が渡慶次だったので参考にならず。現在の実力はまだ不明。
ベイノアKO勝ち。
倉本一真 2.90
ヤン・ジヨン 1.38
元谷・太田に連敗中で、ジャスト1年ぶり復帰となる倉本。倉本が勝つとすればずっと組みでコントロールし続けての判定勝ちだが、その前にジヨンの打撃で効かされそう。
ジヨンKO勝ち。
神龍誠 1.13
イ・ジョンヒョン 5.50
今大会最年少21歳のジョンヒョン。RIZIN公式の戦績は9勝1敗になっているが、5試合は寝技30秒ルール。昨年のRoad To UFCに出場したが、鶴屋に判定負けしたマーク・クリマコと一回戦で対戦。クリマコのタックルを切れずに何度かテイクダウンを奪われ、タックルに意識が向いた結果、得意の打撃でも遅れを取り判定負け。神龍相手では相性が悪い。昨年から急成長していればわからないが。
神龍判定勝ち。
中島太一 3.60
キム・スーチョル 1.27
2021年に4年半ぶりにMMA復帰したスーチョル、22年・23年と3試合ずつしており、定期的に試合をこなしている。6戦して負けたのはアーチュレッタ戦のスプリット判定負けのみ。
中島は昨年9月の岡田戦ではパンチが過去最高にキレていたが、スーチョル相手にそれが通用するかどうか。
スーチョルギロチンで一本勝ち。
牛久絢太郎 1.54
太田忍 2.40
牛久のバンタム転向初戦。まずバンタムに落としてどれだけ動けるのかによって展開が変わってくる。前回の萩原戦ではシングルレッグからのテイクダウンを奪いまくって勝ったが、当然同じようにはいかない。打撃なら牛久だが、太田に組まれる展開でスタミナを削られるようだと、階級を落とした初戦という部分での不安が出てくる。
牛久判定勝ち。
鈴木千裕 1.50
金原正徳 2.50
序盤はまず打撃勝負になると思うが、そこで金原がどこまで打ち合えるか。鈴木がパトリシオ戦なみの玉砕ファイトを仕掛けてくると怖いが、そこまでハイペースでなければ金原有利の展開になると予想。
組んでテイクダウンからコントロールする展開で判定勝ち。
イベント開始は29日16時。当日はパンクラス(14時開始)を速報し、終わり次第追っかけ視聴します。