UFC on ESPN55:第11試合・アリアネ・ダ・シウバ vs. カリーニ・シウバ

女子フライ級ブラジリアン対決。アリアネ12位、シウバ13位。

アリアネ・リプスキ改めアリアネ・ダ・シウバはムエタイバックボーンのストライカー。しかしグラウンドには穴があり、なかなか勝ち星が伸びず。UFCデビューから10戦で5勝5敗とランク外で勝ったり負けたりしていたが、前戦ではランカーのケイシー・オニールを打撃の手数で上回り、2Rにパンチを効かせると、パウンドから腕十字で一本勝ちし、ランキング入りを果たした。30歳。

カリーニ・シウバは女子ながら17勝すべてがフィニッシュ勝利。UFCデビューからも3試合連続の1R一本勝ち。前戦は元ランカーで、ローカル時代に対戦して敗れているマリナ・モロズとの再戦。1Rにパンチでダウンを奪い、立たれたがタックルからテイクダウン→パスガード→ギロチンで1R残り1秒でのタップアウト勝利。ランカーとの対戦はないが、3連勝でランキング入りした。30歳。

シウバのミドルをキャッチしてパンチを打ち込んだアリアネ。シウバ二段蹴り。じわじわ出るシウバだが、アリアネステップして距離をキープ。シウバパンチから飛び込んでボディロック。テイクダウン成功。ハーフで抑え込んだ。ガードに戻して足で距離を作るアリアネ。しかし足をサバいてパスしたシウバ。マウントを狙ったがハーフに戻したアリアネ。ハーフからギロチンを狙うシウバ。放した。肘。下から蹴って立ったアリアネ。寝ているシウバの足を蹴ってグラウンドには入らない。しかしガードの中に入ってパウンド。シウバ下からラバーガード。上のアリアネだが動きが取れない。ホーン。

1Rカリーニ・シウバ。

2R。蹴りで攻めるシウバ。アリアネも蹴りを返すがキャッチしたシウバ。パンチを打ち返すアリアネだが、シウバ右から組み付いてバックに回る。テイクダウン。ハーフバックから正対してハーフガードになるアリアネ。状態を固めたシウバ。足を抜いてサイド。マウントを狙ったところでハーフに戻したアリアネ。下から足関へ。しかしシウバも足関を狙う。アリアネ下から蹴って引き剥がしたが立てず。寝ているアリアネの足を蹴るシウバ。立ち際にミドルをヒットさせたシウバ。スタンドバックから後方に引き込みハーフバック。膝十字を狙うアリアネ。さらにバックのシウバに肘を入れる。ホーン。

2Rもカリーニ・シウバ。

3R。パンチを打ち込むアリアネ。シウバの前蹴りをキャッチすると飛び膝。さらにパンチを入れる。前蹴り・ミドルを返すシウバ。左ボディから右フックを入れるアリアネ。シウバ蹴り足をキャッチするとタックルにつなげてスタンドバックに。そのまま後方に倒れ込もうとする。クラッチを切ったアリアネ。正対して離れた。詰めるアリアネにパンチ連打から前蹴りを返すシウバ。シウバ間合いに入れない。アリアネがパンチで出る。シウバ組み付いて四つでクラッチ。大内テイクダウン。残り1分15秒。立ち上がろうとするところでバックを取ったシウバ。四の字バック。チョークを狙うが時間がない。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でカリーニ・シウバ勝利。

UFC初の判定となり、3Rには打撃で攻められる場面もあったが、これで4連勝。

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