UFC301:第10試合・ミシェウ・ペレイラ vs. イーホル・ポティエリア

ミドル級。

MMA界最高のファンタジスタペレイラだが、このところは無駄で無意味な派手な動きが減り、手堅くなる一方、戦績が安定してきた。しかしウェルター級で2度目の体重オーバーをしたところでミドル級転向。昨年10月からミドル級に上げているが、いずれも1分少々でのフィニッシュ勝利。中堅クラス相手に強い勝ち方をしたので、ランカーと対戦してもいいかと思われたが、今回もノーランカーとの対戦に。当初はマフムート・ムラドフとの対戦が予定されていたが、ムラドフ欠場により代役のポティエリアとの対戦に。30歳。

ウクライナのポティエリアは、ブラジルではレジェンドのマウリシオ・ショーグン引退試合で対戦し、空気を読まず1RKO勝利している。当初は6月のサウジアラビア大会でシャラ・マゴメドフと対戦予定だったが、1ヶ月前倒しに。前戦はやはり欠場選手の代役で、直前に試合が決まったため体重オーバーしたが、UFCデビュー戦のブリチェックに判定勝ち。とはいえ、引退試合の相手&デビュー戦の相手にしか勝っておらず2勝3敗で、メインカードに出てくるレベルではなく、オッズも今大会最低。27歳。

右を打ち込んだペレイラ。ミドル。蹴りを出したポティエリアにパンチを打ち込み倒した。ペレイラバック宙パスガード&ボディアタック!亀になって立とうとするポティエリアにギロチン!スタンディングで絞めるとポティエリアタップ!

バック宙パスガードの際に、ヒザが顔面に当たっていたが、ポティエリア特に抗議せず。ポティエリアはタップした後半分落ちて意識が飛んでいた。

正式裁定前にレフェリー陣が協議。ニードロップのせいか?裁定ではギロチンでの一本勝ちがコールされるが、問題なしとみなされたかは不明。

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