UFC on ESPN56:第2試合・チャールズ・ジョンソン vs. ジェイク・ハドリー

フライ級。

元LFA王者ジョンソンはセントルイス育ちのジモティファイター。前回のセントルイス大会には観客として来場しており、地元凱旋は夢だった。しかし昨年3連敗し、契約が微妙に。前戦の相手はキャリア全勝のカザフスタン人ファイター・アザト・マクスムで、1Rにいきなりパンチでダウンを喫してピンチに陥ったが、凌ぐとショートの打撃で巻き返し、やや失速したマクスムを上回って判定勝ち。生き残ったことで念願の地元大会出場の機会を得た。今大会の前にはMLBセントルイス・カージナルスの始球式も務めている。33歳。

イギリスのハドリーはコンテンダーシリーズで体重オーバー後の勝利でUFCと契約し、物議を醸した。それだけ期待された選手でもあったが、UFCデビュー後は2勝2敗と並の戦績にとどまっている。敗れた相手はアラン・ナシメントとコーディ・ダーデン。スピードの速いパンチが武器で、一本勝ちも10勝中5回ある。27歳。

ハドリーが間合いを詰める。じわじわ後退しケージを背負うジョンソン。前蹴りを入れるジョンソンだがハドリーがジャブから左ボディ。サークリングするジョンソンを追う。ジャブ。ジャブからまた左ボディ。ハドリーパンチからタックルへ。クラッチしてテイクダウン。倒されたがすぐに立つジョンソン。放したハドリーだが間合いは離さない。またタックルに入るが、受け止めたジョンソンが打撃を入れて引き剥がした。下がりながらジャブを出すジョンソン。ハドリーが飛び込んで左をヒット。残りわずかになって前に出てボディにパンチを打ち込むジョンソン。手数を出していく。ホーン。

1R終盤ジョンソンが盛り返したが、ハドリーのラウンドか。

2R。詰めるハドリーだが、ジョンソンの右をもらい後退。ケージを背負うハドリー。ジョンソンがプレッシャーを掛けてジャブを入れるが、ハドリーがまた前に出ると下る。ケージ際でタックルに入るハドリーだが、脇を差し替えして引き剥がしたジョンソン。ジャブからストレート、右ボディを入れるジョンソン。詰めてくるハドリーに右ハイ。ハドリーケージに詰めて左ボディを入れる。左ミドル。ワンツーを打ち込むジョンソン。前に出てきた。右をヒット。パンチ・蹴りで手数を増やす。ジョンソンの右がヒットしハドリー後方にダウン!上になるジョンソンだが、ハドリー起き上がりタックルへ。逆にバックについた。背中に乗ろうとするハドリーだが防ぐジョンソン。ホーン。

2Rジョンソン。

3R。プレッシャーを強めるハドリー。ケージを背負ったジョンソンにタックル。しかし引き剥がすジョンソン。また詰めるとタックルへ。テイクダウンをこらえるジョンソンだがスタンドバックを取られる。脇をくぐって抜けて離れたジョンソン。追ってくるハドリーに右ボディ。ジャグから右を入れるジョンソン。飛び込んだところにハドリーがタックル。脇を差して引き剥がしたジョンソン。前に出て左を打ち込むハドリーだが、ジョンソンもジャブ、前蹴りを入れる。残り1分だが両者まだ明確ではない。詰めてきたジョンソンにハドリータックル。ケージ際で凌ぐジョンソン。切った。詰めて右・ミドルを入れる。タイムアップ。

三者29-28でジョンソンが地元で勝利!

ジョンソン、3連敗からの2連勝。1R押されていたところから、2R以降手数を増やして盛り返した。

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