パッチー・ミックス 1.48
マドメド・マゴメドフ 2.75
セドリック・ドゥンベ 1.18
ジャリール・ウィリス 5.00
グレゴリー・バベン 3.00
コステリョ・ファン・スティーニス 1.40
イーブス・ランドゥー 1.95
ジャス・ビハリーニョ 1.83
アーチー・コルガン 1.17
チバウト・グーチ 5.25
スリム・トラベルシ 1.20
ルーイ・サザーランド 4.50
マンスール・ベルナウイ 1.25
矢地祐介 4.00
イマムシャフィ・アリーフ 10.00
マイク・シップマン 7.00
アスペン・ラッド 1.63
エカテリーナ・シャカロフ 2.30
アザエ・ラジュウチ 1.44
ブルーノ・フォンテス 2.85
新体制となって2度目の開催となるBellatorチャンピオンズシリーズ(CS)。メインで予定されていたライト級タイトルマッチ・ウスマン・ヌルマゴメドフ vs. アレクサンデル・シャブリーは、ウスマンの負傷欠場により中止に。代わりに暫定王座戦が組まれるということもなく、PFLヨーロッパに出場していた地元フランスの元GLORY王者・ドゥンべをセミに起用。タイトルマッチ以外のメインカードは地元勢が優先され、ランカー(もはや更新停止されているが)はコルガンとシャカロフのみという、Belltor色が薄いイベントに。
メインはバンタム級王者ミックスの防衛戦で、2022年のバンタム級GP準決勝で対戦したマゴメド・マゴメドフの挑戦を受ける。
ミックスは2019年のBellatorデビュー戦以来、フィニッシュできなかったのはGP一回戦の堀口戦(判定勝ち)と、フアン・アーチュレッタに判定負けした2試合のみで8勝1敗。バンタム級で180cmあるフレームの大きさと極めの強さが武器。
マゴメドフはACBでは後のUFC王者ピョートル・ヤンにも勝利(再戦で敗れ1勝1敗)。ダゲスタン出身で、武術寄宿学校「パエストロン・スヴェタ」でレスリング・散打・サンボを学ぶ。元UFCのザビット・マゴメドシャリポフ(病気で引退)は学生時代からの親友。
前回の対戦では、マゴメドフがタックルから積極的にテイクダウンを奪う展開だったが、ミックスが2Rにテイクダウンされながらギロチンに捕らえて落とし一本勝ち。マゴメドフにとってはキャリア初となるフィニッシュ負けだった。極めの強いミックス相手に果敢にグラウンドに持ち込んでいったのが裏目に出た。
前回の一本負けから、マゴメドフがより慎重になって戦う可能性が高い。テイクダウンにしてもギロチン等のカウンターに気をつけながら仕掛けるはず。ミックスは一瞬の極めで取れない場合は、マゴメドフ相手に組みで上回ってバックやいいポジションを取る必要がある。
全体としてマゴメドフが押し気味に攻めるも、最後はミックスが極めて一本勝ちと予想。
プレリムではRIZINからレンタルされた矢地が地元のベルナウイとの対戦が組まれた。ベルナウイは昨年のライト級GPに出場し、一回戦で元王者プリマスと対戦。1Rに首相撲からの膝で優勢に試合を進めたものの、後半失速し、三者48-47の判定負けで敗退した。スタンドでは首相撲からの膝や飛び膝、グラウンドではチョークが得意なグラップラー。YBTでトレーニングするようになって組みは強くなっている矢地だが、ベルナウイ相手に組み勝負になるようだと分が悪いか。アウェイということもあり、オッズもやや開いてのアンダードッグに。
第1試合開始は18日午前1時(17日金曜の25時)。速報します。