UFC on ESPN+99:オッズ/予想と展望

エドソン・バルボーザ 2.24
リローン・マーフィー 1.68
ケイオス・ウィリアムズ 1.77
カールストン・ハリス 2.10
テンバ・ゴリンボ 1.68
ラミズ・ブラヒマイ 2.24
エイドリアン・ヤネス 1.25
ヴィニシウス・サルヴァドール 4.10
ルアナ・ピニェーロ 2.20
アンジェラ・ヒル 1.70
ウマル・シー -
トゥコ・トコス -
ビクター・マルティネス 4.70
トム・ノーラン 1.21
タミレス・ビダル 3.75
メリッサ・ガ1.29
アブス・マゴメドフ 1.36
ワーレイ・アウヴェス 3.30
ピエラ・ホドリゲス 1.44
アリアネ・カルネロッシ 2.85
アラテン・ヘイリ 2.30
クレイドソン・ホドリゲス 1.65
バネッサ・デモポロス 3.75
エミリー・デュコテ 1.29

APEX開催だが、出場選手24人中アメリカ人ファイターが6人しかおらず、ブラジル人の8人より少ない。プレリムでは12人中1人だけという、国際色豊かなイベントに。本来ならここに日本の平良達郎の試合も含まれていたのだが、相手のティム・エリオットが欠場したことでキャンセル。メインもランカー vs. ノーランカー(マーフィーは試合発表時にはランカーだったが押し出されている)で、日本向けとしては話題の少ないイベント。

メインはUFCデビューから13年のベテランで、UFC史上最多9回のファイト・オブ・ザ・ナイトボーナスを獲得しているバルボーザと、UFCデビューから6戦負けなしのマーフィーの対戦。

12年前のスピニング・ホイール・キックでのKO勝ちが未来永劫語り継がれるであろうバルボーザ。

youtu.be

(余談だが、衝撃ノックアウトの条件として、倒し方と同じくらい、相手の選手の倒れ方というのも重要になってくる。この時KOされたテリー・エティムと、ホアキン・バックリーのジャンピングソバットでKOされたインパ・カサンガナイは、結果として素晴らしい役割を担っている。)

すべての攻撃が重く、頭部への打撃だけでなく、ローやボディでもKOを奪える。フェザーに落としてからしばらくは、ライト級時代の強烈な打撃が影を潜めていたが、ようやくフェザー級に体がアジャストしてきたのか、現在2連勝中。しかし攻撃力が高い一方で打たれ弱さもある。そのためにダウンを取ってからの逆転負けや、逆にダウンを取られてからの逆転勝ちで盛り上がる試合となって、ファイト・オブ・ザ・ナイトの受賞につながっている面がある。

相手のマーフィーは今回初メインで、ランカー挑戦も初。UFCデビュー戦がドローだったが、そこから5連勝で、キャリアでもここまで負けなし。ボクシングがバックボーンのストライカーで、一本勝ちはなく、13勝のうちKO勝ちが7回ある。

オッズはマーフィーが僅差のフェイバリット。ストライカー対決となると、やはりバルボーザの打たれ弱さが気になってくる。マーフィーも32歳で若いというほどでもないが、まだキャリア14戦でダメージの蓄積が少なくフレッシュ。

マーフィーKO勝ち。

メインカード第2試合には将来のスター候補と目されていたエイドリアン・ヤネスが登場。UFCデビューから5連勝・5連続ボーナス獲得し、今回のマーフィーのように期待されていた。しかし初のランカー挑戦となった昨年の2試合では、ロブ・フォントとジョナサン・マルチネスに連続KO負け。すっかり影が薄くなってしまった。今回の相手はフライ級で0勝2敗のヴィニシウス・サルヴァドール。ランカーの次に階級下で0勝2敗だった選手と、相手のレベルの高低差が激しすぎるが、ここは確実にKO勝ちして忘れ去られないようにしたいところ。

第1試合開始は19日朝5時から。速報します。

タイトルとURLをコピーしました