女子フェザー級。地味にPFL vs. Bellatorの対抗戦的マッチメイク。
ラッドは体重オーバーを繰り返したことでUFCからリリースされ、2022年にワンマッチでPFL初登場。Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッドに勝利した。昨年は女子フェザー級リーグ戦に出場し、オレナ・コレスニクに判定負け、カロリーナ・ソベクに2R腕十字で一本勝ちしたものの、ポイント差で決勝進出はならず。決勝大会ではジュリア・バッドの代役としてオリンピック柔道金メダリスト&PFLライト級優勝のケイラ・ハリソンと対戦。内容は完敗だったものの、ハリソン相手に3R凌ぎきって判定まで持ち込んだ。29歳。
ウクライナのシャカロフは初参戦となったBellator298で、当時ランカーのダイアナ・シウバにスプリット判定勝ち。Bellator最終ランキングでは10位に入っている。26歳でMMA8勝1敗。
飛び込んで左を打ち込んだシャカロフ。ラッドはまだ様子見。じわじわと詰める。シャカロフの左ミドルに右フックを合わせた。シャカロフシングルレッグに。頭を押して引き剥がして離れたラッド。シャカロフの飛び込みにパンチを合わせていく。またタックルで飛び込むシャカロフ。今度は両足を束ねてダブルレッグでテイクダウン。しかしまた頭を押して引き剥がすラッド。立ち上がり首相撲から膝を入れるが、シャカロフは飛行機投げでテイクダウン。ラッドバックを取らせて立ち上がると離れる。シャカロフのタックルを切ったラッドがまた首相撲から膝を入れる。離れたシャカロフ。ラッドがスタンドで詰めてきた。シャカロフのタックルを切ると、また首相撲からボディに膝を入れる。シャカロフがシングルレッグで倒すが、下からネルソンに捕らえたラッドがスイープして上に。マウントの股下からシャカロフが抜けたが、ラッドも立ち上がりスタンドに。ラッドの左がヒットしてスリップ気味に倒れたシャカロフ。ラッド上になる。ゴング。
1Rラッド。
2R。飛び込んでワンツーを入れるシャカロフ。しかしラッドが詰めていく。シャカロフの飛び込みにパンチを合わせる。ラッドがパンチで距離を詰めると組んでケージに押し込む。い入れ替えるシャカロフだが、また首相撲から膝を入れたラッド。離れる。またすぐ出ていくラッド。シャカロフもパンチを出していくが、タックルに行くと切られる。四つから腹にヒザを入れるラッド。押し込みながら差し合い。ラッドが両脇を差すと、放してパンチ連打を入れる。さらにヒジ。額をカットしたシャカロフ。タックルに行くが、ギロチンで引き込んだラッド。シャカロフ回転して外して立ったが、ラッドがボディロックに捕らえる。入れ替えてまたタックルに行くとラッドはまたギロチン。外れたところでブレイクがかかる。残り20秒で前に出てきたラッドをシャカロフがタックルでテイクダウンしたが、ラッドは押さえ込ませずにすぐに立った。ゴング。
2Rもラッド。
3R。また詰めるラッド。シャカロフのタックルを切った。シャカロフバックヒジを出して離れる。すぐに追ってくるラッドにまたタックル。テイクダウン成功。バックに回るが、ラッドは立ち上がりケージ際で正対。逆にラッドがダブルレッグでテイクダウンを奪う。バックからシャカロフのリストを取ってコントロール。シャカロフは疲れが見える。が、レフェリーブレイク。シャカロフのタックルをプッシングで引き剥がしたラッド。どんどん詰めてくる。パンチを出すシャカロフだが圧されてケージまで下がる。シャカロフのタックルをかわしてバックに回ったラッド。立ったシャカロフをケージに押し込みながらヒザを入れる。離れるシャカロフだが背中を見せている。集中力が切れてきたか。ラッドが詰めてパンチを打ち込む。左がヒット。シャカロフも打ち合いに応じるが、打ち勝つのはラッド。シャカロフシングルレッグへ。フェイスロックで引き剥がすラッド。ヒザを入れ離れた。タックルでラッドの右足にしがみつくシャカロフだが、ラッドは引き剥がすとすぐに接近してパンチを入れる。最後まで詰めてパンチを入れたラッド。タイムアップ。
29-28×2、30-27の3-0でラッド勝利。シャカロフに入るとしたら2Rか。