ライト級ワンマッチ。
今年はライト級トーナメントの実施がないRoad to UFCだが、ウォンビンは2022年・2023年のトーナメントに続き、非トーナメント戦のワンマッチで3年連続の出場。2022年は鹿志村仁之助にパウンドで勝利したが、インドネシアのジャカ・サラギにKO負けで準決勝敗退。昨年はバテボラティ・バハテボラ相手に優勢に試合を進めていたものの、後頭部への打撃で反則負けとなり、初戦敗退した。
ヤン坊は今年3月にアキラの持つパンクラスライト級王座に挑戦すると、右ハイでKOし王座を獲得。11勝中10勝がKOというストライカー。UFCとの契約で重要視されると言われるフィニッシュ率の高さを持っている。
お互いオーソドックス。カーフを蹴るウォンビン。前手で距離を測りながら出る雑賀。右フックから左右のパンチで出る。左フックがヒットしウォンビンダウン!立ったウォンビンにさらに右を打ち込む。ウォンビン組んでケージに押し込み凌ごうとする。小手に巻いた雑賀が払腰で投げを狙う。こらえたウォンビン。四つでテイクダウンを狙う。テイクダウンするが雑賀がケージに上半身を預けて立ちに行く。立ち際にパンチを入れるウォンビンだが、立つことに成功した雑賀。しかしやや疲れが見える。雑賀がクラッチすると投げを狙う。こらえたウォンビン。離れると打撃戦。雑賀疲れが見える。棒立ちになっているがパンチを出す。しかしケージを背負って動きが止まった雑賀。ウォンビンが左右のパンチラッシュ。ケージを背負い動きが止まったまま打たれている雑賀だが、ホーンに救われる。
2R。詰めたウォンビン。ケージを背負った雑賀が左右のパンチを出していくが、パンチに力がない。パンチを効かされた雑賀が首相撲でしのごうとするが、入れ替えて引き剥がしたウォンビン。ケージを背負った雑賀がパンチを打たれる。レフェリーストップ。
2R51秒、ウォンビンKO勝ち。
1Rでスタミナを使い果たしてしまった雑賀、逆転KO負け。