【GLORY93】原口健飛がオランダ大会でペットパノムルンの持つフェザー級王座に挑戦!

45
価格:7480円(税込,送料込),店舗名:I.D.store,カード利用可

【写真】原口とペットパノムルンの3度目の対戦はGLORYオランダ大会、GLORY王座をかけて実現した(C)RISE

7月20日(土・現地時間)、オランダはロッテルダムのトップスポーツセントラムで開催されるGLORY93にて、原口健飛がペットパノムルン・キャットムーカオが保持するGLORYフェザー級(65kg)タイトルに挑戦する。
Text by Takumi Nakamura


原口は2020年1月にRISEライト級(63kg)を獲得し、同年10月のRISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメントで優勝。2021年からはスーパー・ライト級(65kg)に階級を上げて、2022年6月の「THE MATCH 2022」ではK-1の山崎秀晃にKO勝利すると、2022年12月以降はGLORY王座を見据えて、セルゲイ・アダムチャック、アンバー・ボイナザロフ、アブラハム・ヴィダレスとGLORYフェザー級の選手たちから勝利を収めた。

王者のペットパノムルンはムエタイでの活躍を経て、2016年からGLORYに参戦。2018年7月にケビン・ヴァン・ノーストランドを下してGLORYフェザー級王座に就くと、これまで8度の王座防衛に成功して、長期政権を築いている。

ペットパノムルンはGLORYで戦う一方、RISEにも定期参戦。2021年11月と2022年8月に原口を下し、2度目の対戦ではRISE世界スーパーライト級王座にも就いた。2023年12月にチャド・コリンズに敗れてRISE王座は明け渡したものの、一時はGLORYとRISEの2冠王に君臨していた。原口にとってはGLORY王座奪取はもちろん、2度苦杯を舐めさせられているペットパノムルンへのリベンジという意味も持つ一戦だ。

今年、GLORYではヘビー級(無差別)、ライトヘビー級(95kg)、ミドル級(85kg)、ウェルター級(77kg)の4階級でワンデートーナメント形式のグランプリが行われている。フェザー級に関しては、GLORYとRISEが協力関係にあり、年末に日本国内、RISEの興行内でのトーナメント開催が計画され、GLORY・RISEの両大会でトーナメントに向けた査定試合が組まれている。

3月のRISE東京体育館大会ではミゲール・トリンダーデがコリンズをKOするアップセットを起こし、70kgから階級を下げたイ・ソンヒョンが白鳥大珠から勝利を収めた。GLORYでは4月大会で初参戦のボボ・サッコがダビド・メヒアをKOし、5月大会ではデニス・ウォーシックがヤン・カッファ、ベルジャン・ぺポシがアマド・チック・ムサとのランカー対決に勝利している。ペットパノムルンと原口のタイトルマッチの行方はもちろん、年末のトーナメントに向けて、どんな選手が台頭してくるかも見逃せない。

またライト級(70kg)王者テイジャニ・ベスタティのウェルター級挑戦により、一部では階級そのものが休止になると報道されたライト級だが、ベスタティはタイトルを返上せず、ライト級王者としてウェルター級に挑戦する流れ。現時点でライト級のトーナメントが予定されていないだけで、階級そのものは存続し、ワンマッチでの実施も計画されている。

昨年8月にベスタティの持つ王座に挑戦して敗れているシュートボクシングの海人がベスタティへの再挑戦を見据えて試合をしていくことがアナウンスされた。これはシュートボクシングがRISE・GLORYサイドとコンタクトをとったうえでの発表で、今後は海人がGLORY王座挑戦につながる試合が組まれていく方向だ。こちらの動向も引き続き注目していきたい。

The post 【GLORY93】原口健飛がオランダ大会でペットパノムルンの持つフェザー級王座に挑戦! first appeared on MMAPLANET.
タイトルとURLをコピーしました