PANCRASE343:第8試合・山口怜臣 vs. 宮下将

ネオブラバンタム級準決勝。

アマMMAのIMMAFで2年連続世界Jr準優勝(優勝はムハンマドモカエフ)の山口。IMMAF制覇を目指しアマチュアで続けてきたが、昨年9月に満を持してプロデビュー。しかし同じプロデビュー戦の安藤に対し、手数が少ない展開で、3Rにテイクダウンを奪われ下になったのが響いてスプリット判定負け。今年はネオブラから出場となる。初戦は相手の欠場により不戦勝で勝ち上がった。24歳。

宮下はK太郎のUNITED GYM TOKYO所属。バックボーンは柔道。昨年11月のプロデビュー戦はタックルを切られてスタミナを消耗する展開で判定負け。今年2月のネオブラ一回戦では、払腰で投げて腕十字を決め、1R一本勝ちでプロ初勝利を挙げている。21歳。

詰める山口。パンチがヒット!組んだ宮下。ケージに押し込む。入れ替えた山口。両脇を差す。首を抱えた宮下。ギロチンに抱えながらヒザを入れる。タックルに入ろうとする山口だが、がぶってバックに回る宮下。四の字バック。ローリングして逃れようとする山口だが外れない。バックから殴る宮下。けっこう強いパンチを入れている宮下。山口は背中の宮下を殴ることしか出来ない。ホーン。

1R三者宮下。

2R。パンチを入れる山口。宮下もらってタックルに入るががぶる山口。がぶりながらパンチを入れる。ガードを取った宮下。一度放した宮下が蹴り上げを入れるが、山口が足をサバいてパス。下からバギーチョークを狙う宮下だが入らず。残り20秒でスイープした宮下。ヒジを入れる。ホーン。

2R三者山口。

2R。また詰めた山口のパンチを貰い、宮下逃げ気味のタックルを切られて引き込み。山口立って離れた。宮下タックルで飛び込むが切った山口。また宮下が引き込むが、山口ボディロックパス。サイドに出た。ヒジを入れていく。マウント!ハーフに戻した宮下だが、山口上からパウンド。残り1分。サイドに出た山口。宮下が反転しようとするも上をキープしパウンド。宮下が下から蹴り上げると距離を取る。タイムアップ。

判定29-28×3で山口勝利。

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