UFC on ESPN57:第11試合・ブルンノ・フェヘイラ vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

フェヘイラはUFC2勝1敗。ローカル時代から全12試合すべてがフィニッシュ決着(8KO勝ち・3一本勝ち、1KO負け)。負けた相手は現在ウェルター級に落とし、先月ホアキン・バックリーに判定負けでUFC初黒星を喫したヌルスルトン・ルジボエフ。攻めは洗いが爆発力がある。柔術も黒帯で、ノーギでも試合経験がある。31歳。

シュトルツフスはドイツ系アメリカ人で、大学からはドイツに移住し、現在もドイツ在住。レスリング・ルタ・リーブリ・柔術がバックボーン。UFCデビューから2勝4敗とリリースギリギリの戦績。前戦は3勝3敗のプナヘレ・ソリアーノにチョークで一本勝ちし、ギリギリ生き残っている。32歳。

両者オーソドックス。プレッシャーをかけるシュトルツフス。フェレイラケージを背負う。右オーバーハンドで飛び込んだフェヘイラ。また右で飛び込んだが、シュトルツフスのカウンターをもらう。そのまま組んでバックに着く。スクランブルで脱出しようとしたフェヘイラだが下に。がぶったシュトルツフス。逃れようとするフェヘイラだが足をフックしバックマウント狙い。が、前に落とされる。腕十字に切り替えたが外れて下に。今度は足関へ。シュトルツフス膝十字。尻を蹴ってポイントをずらして逃れたフェヘイラ。立ち際にすぐ間合いを詰めてパンチを入れるシュトルツフス。詰めていく。パンチからヒザ。フェヘイラ出られない。右オーバーハンド。さらにバックブロー。ヒジが入りシュトルツフス効いた!大振りのパンチで出ていくフェヘイラ。タックルでしのごうとするシュトルツフスにヒザ!フェヘイラボディへの飛び膝からワンツー、さらにバックヒジ!もらったシュトルツフスがダウン!すぐ立ったシュトルツフスだがレフェリーストップ!

序盤からシュトルツフスが押していく展開だったが、フェヘイラがバックヒジを当てて形勢逆転。最後もバックヒジでダウンを奪い逆転KO勝ち。序盤あまりにも押されすぎていたのは今後を考えると不安要素だが、会場は盛り上がった。

試合後のインタビューではボー・ニッカルに対戦要求。もうランカーとやりたいニッカルにとってはあまりモチベーションが上がらない相手だが。

タイトルとURLをコピーしました