UFC on ESPN58:第4試合・カーリ・ジュディス vs. ガブリエラ・フェルナンデス

女子フライ級。

ジュディスは2022年10月にプロデビューすると、7ヶ月で3戦行い3連続1RKO勝利。その実績で、デビュー11ヶ月でコンテンダーシリーズに出場したが、エルネスタ・カレツケイテにスプリット判定負け。しかし負けたにも関わらずUFCとの契約を果たしている。勝ったカレツケイテは5月にUFCデビューしているが、同じくコンテンダーシリーズからのデビュー戦となるディオネ・バルボサ相手に打撃で劣勢な展開で判定負けしている。もともとソフトボール奨学金で大学に入学したが、20歳の時にやめて、そこからムエタイMMAを始めている。25歳。

フェルナンデスはテコンドー・柔術がバックボーンのストライカーだが、UFCでは2戦ともテイクダウンされるとリカバリーできずに下で凌ぐだけというUFCレベルとは思えない戦いぶりで2連敗。まったくいいところがない。しかし今回は同じストライカーのジュディスが相手なので、まだ手が合う可能性があるか。30歳。

両者サウスポー。ワンツーを打ち込むフェルナンデス。詰めていく。ジュディスも打ち返す。フェルナンデスが連打をヒットさせるが、ジュディス引かない。左右のハイ。カーフ。右ミドル。キャッチしたフェルナンデス。ケージ際で放したが、そこからパンチを打ち込み顔面にヒット。フェルナンデス出てくる。左を打ち込んだ。ジュディス右ボディ。詰めるところに左フックを放つフェルナンデス。ジュディスはバックスピンキックを見せた。組みに来たフェルナンデスに首相撲から膝を入れる。また組みに行くが、また膝をもらった。ジュディスのバックスピンキックが脇腹にヒット。フェルナンデスも打撃で出る。残り1分。手数ではジュディス。ケージに押し込んだフェルナンデスがテイクダウン狙いに。ヒジを入れて放したジュディスだが、フェルナンデスが左右のパンチをヒット。ホーン。

1Rヒット数ではジュディス。

2R。フェルナンデス出てきた。パンチで圧してジュディスをケージまで下がらせる。左右のパンチから膝。さらにクリンチからフックの連打。ジュディス動きが落ちてきた。蹴りをキャッチしたジュディスだが、引き剥がしてパンチで出るフェルナンデス。フェルナンデスのアイポークでタイムストップ。再開後またすぐにラッシュするフェルナンデス。ジュディスタックルへ。膝を着いたフェルナンデスだが、立って正対。離れたジュディス。序盤から飛ばしているフェルナンデス、ちょっと疲れたか?前に出るが手が出ていない。逆にジュディスの打撃をもらう。ジュディスの蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙うフェルナンデス。首をギロチンに抱えてコントロールするとスタンドバックに回った。膝を着かせたが、ジュディス立った。なおもフェルナンデスがスタンドでバックキープ。ジュディスも疲れている。テイクダウンを狙うフェルナンデスだがジュディスこらえた。残り25秒で正対。離れたところでパンチを入れたフェルナンデス。ジュディスタックル。テイクダウン。残り10秒。ハーフでパウンドを入れたがホーン。

2Rフェルナンデス。

3R。ジュディスの蹴りをキャッチしたフェルナンデス。放してパンチを打っていく。ジュディスが左右のパンチから右ボディ。しかしまた蹴りを掴まれた。フェルナンデスケージに押し込む。ボディロックから後方に倒れ込んだフェルナンデスだが、押さえ込めず立たれた。ジャブを入れるジュディス。手数が増えてきた。フェルナンデス詰めていくが、手が出ていない。ジュディスのロー、ジャブをもらった。サークリングしながら左右のパンチをヒットさせたジュディス。左右のフックを打ち込む。さらにロー・ミドル。フェルナンデス出てパンチを出すが空振りが多い。しかしケージに詰めた。パンチを入れるフェルナンデス。残り1分。サークリングで回って逃げたジュディス。残り30秒でジュディスタックル。ケージに押し込む。押し込みながらパンチを入れる。離れた。タイムアップ。

微妙なのは1R。2Rフェルナンデス、3Rジュディス。

29-28フェルナンデス、29-28ジュディス、29-28フェルナンデス。フェルナンデスがUFC3戦目で初勝利。

寝技に穴があるフェルナンデスだが、同じストライカー同士で手が合った。3Rは消耗して手数が減ったが、微妙な1Rで二者が支持しての勝利。

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