PFL2024#5:第9試合・ロブ・ウィルキンソン vs. ジョシュ・シルヴェイラ

ライトヘビー級。ウィルキンソン6点・1位、シルヴェイラ6点・2位。

ウィルキンソンは2022年にPFLに出場し100万ドルを獲得。連覇を狙い昨年も出場したが、初戦で元UFCタイトル挑戦者のチアゴ・サントスに判定勝ち後、禁止薬物の使用が発覚して失格となった。出場停止明けの初戦となるリーグ初戦は、元Bellator王者のフィル・デイヴィスと対戦予定だったが、デイヴィス欠場で元UFCのトム・ブリーズと対戦。スタンドでパンチを効かせて、亀になったブリーズにパウンドを入れてのKO勝ち。UFC時代はイスラエル・アデサニヤとの対戦経験もある(2RKO負け)。32歳。

シルヴェイラはATTヘッドコーチのマーカス・コナン・シウヴェイラの息子。2022年からPFLに出場し、2年連続決勝トーナメントに進出しているが、2022年はベスト4、昨年は決勝で敗れている。初戦は昨年のウェルター級優勝・サディブ・シーと対戦し、シーをテイクダウンしようとした際に、マットに手をついたシーが親指を脱臼し、アクシデント的な負傷TKOでの勝利。

この試合がライトヘビー級で唯一初戦勝者同士の対戦となる。

ウィルキンソンがプレスしていく。ケージ際まで下がったシルヴェイラがタックルに行くが、四つに組み止めたウィルキンソンがケージに押し込んだ。首を抱えたシルヴェイラだが、ウィルキンソン引き剥がした。シルヴェイラまたタックルへ。ウィルキンソン膝を入れて離れた。左を打ち込みヒットしたシルヴェイラ、そのまままた組み付いてケージ押し込み。入れ替えたシルヴェイラ。差し返して離れたシルヴェイラ。左ミドル。さらに左をヒットさせたシルヴェイラがまたタックルへ。膝を合わせたウィルキンソンだが、そのまま組み付いて押し込むシルヴェイラ。入れ替えて離れたウィルキンソン。シルヴェイラまたミドル。ウィルキンソンが出るところにタックル。やや逃げ気味。しかしシングルレッグでケージに押し込んだ。ウィルキンソンの左足にしがみついて膝を着いたシルヴェイラ。しかし離れたウィルキンソン。パンチで出る逆にシルヴェイラがケージを背負った。タックルに来たところでギロチンで引き込んだシルヴェイラ。外れた。背中を向けて立ち正対したシルヴェイラ。押し込んで肩パンチを入れるウィルキンソン。ゴング。

1Rウィルキンソン

2R。ウィルキンソンがパンチから組み付いてケージに押し込む。また肩パンチ。離れた。今度はシルヴェイラが出る。シルヴェイラタックル。ウィルキンソン首相撲。そのままアッパー。ケージに詰めて膝。クリンチアッパーを入れて離れるウィルキンソン。シルヴェイラワンツー。シルヴェイラの右がヒット。出ていくシルヴェイラだが、ウィルキンソンから組みに行ってケージに押し込む。四つから足払いでバックに回ったウィルキンソン。首を狙っていく。シルヴェイラが立ってスタンドバック。離れた。シルヴェイラが出る。下がるウィルキンソンにワンツーを入れると組み付く。しかしウィルキンソンの膝をもらった。四つから足を掛けてテイクダウンしたウィルキンソン。ハーフ。パウンド。残りわずかで離れた。

2Rウィルキンソン

3R。シルヴェイラが右を入れるがウィルキンソン組んでケージ押し込み。離れた。ウィルキンソンシングルレッグ。下になったシルヴェイラがギロチン。ウィルキンソン立って引き剥がす。シルヴェイラすぐに詰めてパンチを入れるが、すぐにタックルに入ると切られる。ウィルキンソンタックル。かわして背中に乗ったシルヴェイラ。両足フックしてチョークを狙うが、前に落ちた。ウィルキンソンバックマウント。パウンド。チョーク。アゴの上か。うつ伏せになり股下から抜けて立ったシルヴェイラ。ウィルキンソンアッパー。すぐタックルに行くが、またかわしたシルヴェイラがバックに回りハーフバック。パームトゥパームでフェイスロック。外れた。バックキープを続けるシルヴェイラ。パンチを入れたがタイムアップ。

29-28ウィルキンソン、29-28シルヴェイラ、29-28ウィルキンソン。スプリットでウィルキンソン勝利。決勝トーナメント進出。

  1. (P)ロブ・ウィルキンソン・9点👑
  2. (B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・9点👑
  3. (P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
  4. *(P)インパ・カサンガネイ・6点
  5. (P)アントニオ・カルロスJr.・6点 E
  6. (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
  7. (B)シモン・ビヨン・0点 E
  8. (P)サディブー・シー・4点 E
  9. *(P)ヤコブ・ネドー・0点
  10. (P)トム・ブリーズ・0点 E
  11. (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E

 

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