『UFC 1』に出場したテイラー・ワイリー（テイラ・トゥリ）が死去、享年56（動画）

『UFC 1』に出場したテイラー・ワイリー（テイラ・トゥリ）が死去、享年56（動画） AB
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　『UFC 1』に出場したテイラー・ワイリー（テイラ・トゥリ）が6月20日に死去したことをハワイのKITVアイランドニュースがワイリーの遺族から確認したとのこと。

Taylor Wily（Wikipedia）

テイラ・トゥリ（Wikipedia）

　ワイリーは1968年6月14日ハワイ州ホノルル出身。ハワイ出身である高見山からのスカウトを受け大相撲入り。高見州大吉の四股名で幕下2枚目まで行きましたが、1989年に膝の負傷により引退。プロレス転向の話もありましたが立ち消えになっています。その後1993年11月12日、コロラド州デンバーで開催された『UFC 1』に出場。第1試合はリザーブマッチでしたが、第2試合として行われたトーナメント1回戦のジェラルド・ゴルドー戦がUFC史上初のテレビで最初に放送された試合でした。試合は僅か26秒でゴルドーの右ハイキックと右フックでTKO負け。ワイリーは歯が3本折れて、そのうち2本がゴルドーの足に突き刺さりました。また、ゴルドーは右フックを打った際に拳を負傷していますが、準決勝に出場しています。

　UFC出場はこの1試合のみで、その後はテイラ・トゥリのリングネームではなく本名のテイラー・ワイリーで俳優として活躍していました。



　『UFC 1』で行われたジェラルド・ゴルドー戦の動画です。謹んで御冥福をお祈りします。続きを読む･･･
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