ライト級。デュフォート5点・1位、ピコロッティ0点・7位。
カナダのデュフォートは初戦を終わったリーグ戦1位だがプレリムでリーグ戦第1試合に出場。PFLには育成イベントチャレンジャーシリーズで1試合したのみで、今年が本戦初出場だったが、Bellatorフェザー級4位のマッズ・バーネル相手に2Rボディを効かせ、苦し紛れのタックルに来たところを得意のギロチンに捕らえての一本勝ち。無名の存在から一気に100万ドルファイターとなるチャンスを掴んだ。30歳。
ピコロッティはBellatorでは10勝5敗のベテランだが、シドニー・アウトローやマンスール・ベルナウイに敗れており、ランキングに入らないポジションの選手。初戦は同じBellator勢のジェイ・ジェイ・ウィルソンと対戦予定だったが、ウィルソンが計量前日に欠場したため、急遽補欠戦に出場予定だったエルヴィン・エスピノーザとの対戦となり、3R飛び膝からのパウンドでKO負けした。35歳。
1位と7位の対戦ではあるが、メジャーイベントでの実績ではピコロッティが上。しかしオッズではデュフォートがフェイバリットとなっている。
オーソドックスのデュフォートにピコロッティはサウスポー。デュフォートがプレスしていく。ワンツー。ジャブ。ピコロッティはスイッチしてカーフを蹴る。ピコロッティタックル。切れずに下になったデュフォート。ネルソンの体勢。ピコロッティ上にいるが身動きが取れず手が出せない。アナコンダチョークのようにクラッチしたデュフォート。外れた。パスを狙うピコロッティだが、また首を抱える。ピコロッティはボディロックパスで抱えた状態で、上にいるがダメージを与える攻めがない。ゴング。
1R微妙。上にいただけのピコロッティに入るかどうか。
2R。右を打ち込むデュフォートにピコロッティインロー。一瞬膝を着いたピコロッティだが立った。打撃で攻めていくデュフォート。ピコロッティは2Rまでのフィニッシュが必要だが守勢に回っている。デュフォートがパンチで出る。右がヒットしダウン気味に倒れたピコロッティだが、後転して立った。左ミドルを入れたピコロッティだが、デュフォートがパンチで出る。ケージを背負ったデュフォート。デュフォートがタックル。ボディロックからスタンドバック。膝を着かせたが、ピコロッティスイッチで反転して逆にタックル。デュフォートギロチンに抱える。テイクダウンしたピコロッティだが、ギロチンを外すために回転したところで立たれた。またタックルに入ったピコロッティだがデュフォートがぶって膝。離れた。ゴング。
2Rデュフォート。ピコロッティはこの時点で5位以下が確定。
3R。右をヒットさせたデュフォート。ピコロッティの右がヒットし効いた!出てきたピコロッティにタックルでしのごうとするが、がぶったピコロッティが膝。離れた。デュフォート動きが落ちている。またパンチを貰ったデュフォート。組んで四つでクラッチするとケージに押し込んだ。押し込みながら膝。ピコロッティ動きがない。離れた。デュフォートが出る。距離を取るピコロッティ。ジャブを当てたピコロッティ。デュフォートシングルレッグ。切ってジャブを入れたピコロッティ。連打を入れたデュフォートだがタイムアップ。
両手を上げてアピールする両者だが…。
29-28デュフォート、29-28ピコロッティ、29-28ピコロッティ。スプリットでピコロッティ勝利。3点獲得。微妙な1Rが二者ピコロッティに入っていた。
デュフォートは5点どまり。勝てば勝ち上がりが決定だったが、逆に勝ち上がりが微妙に。勝ち上がるには、次の試合でエスピノーザが負けた上に、他の試合で初戦0ポイントの選手が5ポイント以下の勝利である必要がある。