アンソニー・ヘルナンデス 1.74
ミシェル・ペレイラ 2.14
ロブ・フォント 4.40
カイラー・フィリップス 1.23
チャールズ・ジョンソン 1.43
ス・ムダルジ 2.90
ジェイク・ハドリー 1.50
キャメロン・スマザーマン 2.70
ダレン・エルキンス 1.93
ダニエル・ピネダ 1.89
マテウス・ニコラウ 2.64
アスー・アルマバイエフ 1.51
ブラッド・カトーナ 2.85
ジェアン・マツモト 1.44
ジョセリン・エドワーズ 1.36
タミレス・ビダル 3.25
ジェシカ・ペネ 2.50
エリース・リード 1.56
メリッサ・マルティネス 1.77
アリス・アルデレアン 2.10
オーステン・レーン 3.80
ロベリス・デスパイネ 1.28
メインはミドル級ランカー対決。両者ともにUFC初メイン。
ヘルナンデスはUFC6勝2敗で現在5連勝中。レスリングベースのグラップラーで、ノーランカー相手に4連勝でランキング入りし、前戦はランク外のロマン・コプィロフにテイクダウンを仕掛ける展開で体力を削ってからのチョークで一本勝ち。今回が初のランカー同士の試合(下位ランカーが相手だが)となる。
ペレイラはUFCデビューから3戦で1勝2敗だったが、そこから8連勝中。ウェルターで5連勝し、ランカーのスティーブン・トンプソンとの試合が組まれたが、体重オーバー(UFCでは2度目)により試合が消滅。昨年10月からはミドル級に上げると、3試合連続で秒殺フィニッシュ勝利しパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。身体能力が高く、バック宙パスガードなどの奇想天外な攻めを見せる四次元ファイター(ただし、UFCで出した際には、着地の際に相手の顔に膝が当たってしまい物議を醸した)。こちらもランカー同士の試合はこれが初めて。
ペレイラはUFCでは1度しかテイクダウンを奪われていないが、そもそもグラップラー、レスラーとの対戦が少なく、対戦しても秒殺で勝っており、ヘルナンデスのようなゴリゴリのレスラーとの対戦はキャリアを通じて初めて。スタミナもあまりないので、ヘルナンデスのテイクダウン狙いの攻めで体力を削られると厳しくなりそう。
ヘルナンデス判定勝ち。
セミ前のフライ級の試合では、チャールズ・ジョンソンが今年4連勝目を掛けて出場。LFAで堀内佑馬に判定勝ちで暫定王座を獲得し、2022年にUFCと契約したが、昨年は初戦で勝利した後3連敗。後がない状況で、緊急の代役としてローカルから15連勝中のカザフスタン人・アザト・マクスム相手に、序盤にいきなりダウンを奪われてピンチに陥ったが、2R以降盛り返して判定勝ち。5月にジェイク・ハドリーに判定勝ちすると、7月の前戦はUFCデビューから3連勝中の若手のホープ・ジョシュア・ヴァンに打撃戦で打ち勝って3RKO勝ち。
相手のス・ムダルジは散打バックボーンのストライカーで、16勝中13KOと、フライ級では高いKO率を誇る。一時はランキングにも入っていたが、マット・シュネルとティム・エリオットに連敗中。
連勝中はずっとアンダードッグだったジョンソン。今回はノーランカー相手にフェイバリット。ス・ムダルジはパンチに一発の重さがあるが、ボクシングテクニックではジョンソンか。
第1試合開始は20日朝5時から。当時はPFLのメインカード(5時開始)をリアルタイム実況して、終了後にUFCを追いかけ視聴します。