UFC on ESPN+104:第9試合・マルク・アンドレ・バリオー vs. ダスティン・シュトルツフス

ミドル級。

バリオーは今大会8人出場するカナダ人ファイターのトリを務める(だったが、ルイス欠場で試合順が変更となり、次のジャスダビシアスがトリ)。キルクリフFC所属で、UFC5勝7敗1NCと負け越し。UFCデビューから4戦は勝ち星がなかったが、その後5勝2敗で、今年1月には地元カナダでランカーのクリス・カーティスと対戦するチャンスを得たが、終始両者消極的な打撃戦の中、差をつけることができずにスプリット判定負け。6月の前戦はUFC3連続フィニッシュ勝利し4戦目でメインを張った(ハーマンソンに判定負け)ジョー・ハイパーの再起戦で、プレスされ打撃を打ち込まれて1RKO負け。レスリングバックボーンのストライカーで、16勝中10KO勝ち。34歳。

シュトルツフスもバリオーと同じくUFCデビューから3連敗。その後は2勝2敗。ドイツ系アメリカ人で、アメリカで育ったがドイツの大学に進学し、DWCSに出場するまでのMMAキャリアもほぼドイツ。レスリング・柔術がバックボーン。前回バリオーを破っているジョー・ハイパーとはDWCSで対戦しており、1Rにシュトルツフスが投げを放った際にハイパーが腕を骨折してTKO勝ちしている。32歳。

右を打ち込むバリオーだが、シュトルツフスのカーフキックでスリップダウン。すかさず首を抱えて押さえ込むシュトルツフス。ハーフで背中を付けて固める。パウンド。バリオー逃げる動きがない。ケージ際に移動し膝を着いたバリオー。シュトルツフスはネルソンでコントロール。また寝かせた。パウンド。マウントになったシュトルツフスだがバリオーケージを蹴って脱出し立ち上がった。クリンチからパンチの打ち合い。ケージに詰めてパンチを入れるバリオーだが、シュトルツフスの左右のフックがヒット。右でアゴを撃ち抜かれてダウン!失神KO!

打ち合いで勝負をかけたバリオーだが、先にKOパンチをもらって2試合連続での1RKO負け。

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