ミドル級。
メインカード5試合のうち、3試合にUFCデビュー戦の選手が出場している。
マリクはUFCデビュー戦。2021年にプロデビューすると、5試合連続1Rフィニッシュ勝利(4KO・1一本勝ち)で今年8月のDWCSに出場。キャリア初の2Rになったが、マウントからのヒジ連打でKO勝ちしてUFCとの契約を決めた。バックボーンはレスリングで、D-1レスラー。27歳。
セルビアのトドロビッチはOUTSIDER出場者初のUFCファイター(2018年のOUTSIDERで高橋義生に1RKO勝ち)。UFC3勝4敗。キャリア13勝のうち8KO・3一本勝ちでフィニッシュ率が高い。前回はクリスチャン・リロイ・ダンカンとの対戦で、1Rにダンカンにケージに押し込まれたところから、入れ替えようとした際に膝を負傷してしまい、負傷TKO負け。1年8か月のブランク明けの試合となる。30歳。
メインカードに登場する新顔3人はいずれもオッズでフェイバリット。
ジャブで詰めるマリク。顔面にヒット。トドロビッチ前に出たが、マリクのパンチを貰い仰向けに倒れた。マリクパウンド。下から足に絡んで足関を狙うトドロビッチだが、マリクのパウンドを貰う。なおも足関を狙うが、パウンド連打をもらい放して立った。マリクヒザを入れて離れる。詰めたマリク。左右のフックから右ストレート。首相撲からのヒザ!トドロビッチダウン。下からまた足関を狙ったが、顔面にパウンドをもらう。連打を入れレフェリーストップ!
マリク圧勝でUFCデビューを飾る。今後にも期待できる勝ち方。