PANCRASE351:第5試合・寺岡拓永 vs. 船田電池

ストロー級。寺岡5位、船田6位。昨年のネオブラウィナー寺岡 vs. 今年のウィナー船田の対戦。

昨年のネオブラでプロデビューし、そのまま優勝した寺岡だが、ネオブラ後は2勝1敗。ランカーのリトル、元ランカーの髙島にはジャッジが割れる接戦での判定負け。唯一勝った氏原戦は、1Rにテイクダウンされ腕十字・三角で攻められたものの、2R以降は消耗した氏原の引き込みからの攻めを凌いでパウンドを入れての判定勝ち。27歳。

HEARS船田はネオブラを常にタックルから攻め続ける根性ファイトで制覇し、9月に組まれたランカー野田との対戦ではパンチでダウンを奪い、スタミナ切れした後半にも攻め続けての判定勝ち。常に攻め続けるファイトスタイルから、今回よりリングネームを「船田電池」に変更されている。20歳。

すぐ間合いを詰める船だ。撃ち合いになるが船田タックルへ。テイクダウン。サイドで押さえ込んだ。あえてハーフにしてパウンド。体を起こす寺岡の首を抱えてがぶりに。シングルレッグに入る船田。尻もちを着かせる。ダブルレッグで寝かせに行く。こらえる寺岡からバックマウント。背負って立った寺岡。船田の左腕をツーオンワンで抱える。船田もせめてがない状態。しかし腕のフックを解除した船田がチョーク狙い。パンチを入れながら首に腕を巻こうとする。顎を引いてこらえる寺岡。マタレオン。けっこうガッチリ入っている。喉元に入った。後方に倒れこんだ寺岡。完全に入っているが時間がない。ホーン。

1R三者船田。

2R。すぐ詰める寺岡。しかし船田タックル。シングルレッグからテイクダウン。サイドに出た。うつ伏せになる寺岡からバックに回る。ハーフバック。両足フックしてバックマウントに。亀になる寺岡にパウンド。四の字バック。ローリングする寺岡だがついていく船田。おたつロックに捕らえる船田。寺岡反転しようとする。向き直ったが残り5秒。上になった寺岡がパウンドを入れるがホーン。

2R三者船田。

3R。船田すぐタックル。切った寺岡だがすぐにバックに回る船田。ハーフバック。sgtしようとする寺岡だが船田バックキープ。バックキープしつつも殴る船田。寺岡が立つとすぐに足を刈って倒す。チョークを狙いつつ両足フックし四の字ロック。仰向けでバックから殴る。チョーク。外した寺岡。反転した船田。亀になる寺岡にパウンド。寺岡ローリングしてまた仰向けに。マウントにして殴るが、寺岡反転してタックル。しかし船田すぐに上を取り返す。殴っていく船田。最後にダブルレッグで倒したところでタイムアップ。

ジャッジ三者30-27で船田勝利。最後までポジションを譲らずドミネイトした。

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