UFC on ESPN+37:第11試合・ベン・ロズウェル vs. マルチン・ティブラ

ヘビー級。

キャリア50戦・38歳のロズウェルは、禁止薬物使用による約3年のブランク明けからパッとせず連敗。その後、ステファン・シュトルーフにはローブローを効かせた後、再開直後にKO勝ちするというモヤモヤした内容ながら約4年ぶりの勝利。前回はライトヘビー級の選手であるOSPに体格差を活かして攻め、スプリット判定勝ち。連勝とはいえ、どちらもエクスキューズがつく勝ち方。

ポーランドのティブラは34歳で、キャリアはロズウェルのちょうど半分の25戦。UFC6勝5敗でランカー未満の中堅ファイター。グラップラーだが、現在勝った試合では4試合続けて押さえ込んでの判定勝ち。前戦は7月のアブダビ大会で、ロズウェル同様本来ライトヘビー級のマキシム・グリシンに押し込み→テイクダウンで判定勝ち。

ロズウェルいきなりパンチ連打で出ていく。飛び込んで連打。ティブラはブロッキングで耐える。右を返した。しかしなおも出ていくロズウェル。オーバーハンドの右。ティブラ打ち返す。積極的に手を出していくロズウェル。下がり気味だが打ち返していくティブラ。左がヒット。下がらないロズウェル。両者ヒットしている。終了間際に右ハイを放ったロズウェルだが、勢い余ってバランスを崩した。ホーン。

1R手数でロズウェル

2R。ロズウェルちょっと失速?1Rを落としたティブラが手数を増やしてきた。ロズウェル組んでケージに押し込んだ。引き剥がしたディブラ。足を止めての打ち合い。前に出て手を出していくロズウェルだが、ややスピードがない。ティブラのタックルは止められたが首相撲につなげて膝を入れた。ワンツー。出てくるロズウェルに右フック。ちょっとふらついたロズウェル。打たれてもどんどん出ていくロズウェルだが、そこにまたパンチを貰う。ホーン。

2Rはティブラが取り返した。

3R。相変わらず手数が多いティブラ。しかしロズウェルも手は出している。ヒット数はティブラだがロズウェル下がらない。ティブラここでタックル。尻クラッチしてテイクダウン!コツコツパウンド。ロズウェルはハイガードに。防がれている。肘・パウンドを入れ続けるティブラ。ロズウェルは下から動けない。凌ぐだけ。タイムアップ。

三者29-27でティブラ勝利。

2ポイント差は3R?ロズウェルは序盤から飛ばしすぎていたが、案の定失速。おそらくはその前に試合を決める作戦だったのだと思うが…。

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