UFC on ESPN12:第6試合・佐藤天 vs. ジェイソン・ウィット

ウェルター級。

2月のニュージーランド大会で、2日前に相手の体調不良により試合がキャンセルになってしまった佐藤。今回も対戦相手候補が次々と出場できなくなり、直前でようやくUFCデビュー戦のラミズ・ブラヒメジとの試合が組まれたが、ブラヒメジのセコンドが新型コロナウイルス検査で陽性となったための欠場。あらかじめバックアップとして用意されていたと思われる、同じくUFCデビュー戦のウィットに変更となった。

ウィットは33歳でMMA17勝5敗。戦績はきれいではないが、直近10戦に限れば9勝1敗。しかし佐藤にとっては勝ちが義務付けられた試合。当初対戦予定だったブラヒメジと同じく一本勝ちが多いが、試合を見るとタックルを切ってパンチを打ち込んでいくスタイル。

距離を取る佐藤。背が低くがっしりした体型のウィット。佐藤はジャブをヒットさせると、さらに踏み込んで左を打ち込みウィットダウン!追い打ちに来た佐藤にシングルレッグを仕掛けたウィットだが、佐藤足を引き抜くとパンチを打ち込む。ヒットし亀になったウィットにパウンド連打。レフェリーストップ!

格の違いを見せつける完勝。

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