【写真】LFA初のモンゴル人ファイター=バットスムベレル・ダグワドルジ (C)LFA
4日(金・現地時間)、カンザス州パークシティのハートマン・アリーナでLFA96「Mendoca vs Dagvadori」が開催され、メインでLFAウェルター級王座決定戦=マイコン・メンドンサバットスムベレル・ダグワドルジが組まれている。
LFAで既に7試合を戦っているメンドンサは、3連敗から星を取り返し4連勝でBllatorに転じた前王者ジャリール・ウィリスが返上したベルトを賭けて、ダグワドルジと対戦する。
一方、ダグワドルジはベラトールからLFAに戦場を移したモンゴル人選手だ。2015年にMMAデビューも、モンゴルのお家事情もあり試合の機会が少なく3勝してからは、カリフォルニアのローカルショーで戦うように。キャリア5勝1NCと無敗で、ベラトールにステップアップし散打ベースのジェイムス・テリーをブルドッグチョークで破っている。
それから1年以上、ベラトールで試合機会は訪れず、ダグワドルジはLFAで仕切り直すこととなった。そんなダグワドルジのスタイルは、ザッツ・モンゴリアンMMAだ。強靭な肉体を持ち、サウスポーの構えから強烈なフックを振る。レスリング&トップコントールに強く、特にレスリングとレスリングの融合=ダーティボクシング、ボディロック・パンチというゼロ距離や後方からのパンチの強さは驚異的といえる。
結果、対戦相手はテイクダウンを防いだとしても全く息をつく暇もない。うかうかしていると、そのままKOされそうな剛腕が弧の小さな軌跡で連打されるからだ。
メンドンサも一発があるファイター、そして隙も決して少なくない。一方のダグワドルジは、勢いで攻めるために際は大雑把だ。過去一本勝ちは2回で、一度は腕十字ももう1つは全j通したようにブルドックチョークと力任せ感はぬぐえない。草原が生んだダイヤの原石──馬肉と岩塩で創られたモンゴリアン・ボディに、全米#01ショーでベルトを巻かれることがであるのか要注目の一戦だ。
■視聴方法(予定)
12月5 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass
■ LFA96対戦カード
<LFAウェルター級王座決定戦/5分5R>
マイコン・メンドンサ(ブラジル)
バットスムベレル・ダグワドルジ(モンゴル)
<ライト級/5分3R>
アンソニー・ロメロ(カナダ)
ザック・ユーソラ(米国)
<バンタム級/5分3R>
モー・ミラー(米国)
ヘジヴァウド・カルバーリョ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
マーク・マーティン(米国)
マシュー・コルクホーン(ジャマイカ)
<女子フライ級/5分3R>
リサ・マウルディン(米国)
ミッチィ・メアリー(米国)
<ライト級/5分3R>
チシェスラフ・ボルシュシェフ(ロシア)
ウィリアムス・スタークス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ジェセフ・ホームズ(米国)
ライアン・ライニンガー(米国)
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