<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
箕輪ひろば(日本)
Def.2-1
アレックス・シウバ(ブラジル)
距離を取って左右に回る箕輪に対し、シウバが左ローを蹴る。右ローを返した箕輪は組んで引き込んできたシウバの足関節の反応中に、リバーサルの形でトップを取られる。ハーフで抑えたシウバがパスし、サイドからマウントを奪取する。ブリッジの箕輪、差しに行くと十字や三角に取られる可能性がある。シウバはマウントから肩固めを仕掛け、足を戻されても強烈な枕から一瞬十字を仕掛ける。
察知して離れた箕輪は、バックも許さず下に知ったシウバのバタフライガードからのヒザ十字、カーフスライサー狙いの頭を抱えて潰してトップを取る。シウバは箕輪を落としに掛かり、ボディロックでしっかりと上へ。エルボーを入れ、さらに足関狙いのシウバは足を取りに行き、箕輪は足を抜きつつ離れスタンドへ、時間となった。
2R、箕輪は右ローからパンチを纏める。組んで引き込んだシウバは、潜りから足関節を狙う。ヒザ十字から外ヒール、回転して潰した箕輪は足を浮いてマウントへ。すぐに足を戻しに掛かるシウバを殴り、一旦スタンドも戻った箕輪は、バタフライガードからの関節狙いにパンチを重ね、外ヒールを防いでトプからバックを伺う。
カードを取り直すとパンチを落とす箕輪は、三角絞めからのオモプラッタ狙いも潰し、頭を跨ぎに掛かる。腕を抜き切りパンチを入れた箕輪だが、シウバはリバーサルを決めてトップへ。レッグドラッグ気味の抑えから枕で箕輪の背中をマットにつけさせたシウバはマウントへ。腕十字を狙うと見せかけ、足でキムラのように取ったシウバ。巧みな攻撃も箕輪は殴って防ぐ。シウバはさらにヒザ十字を仕掛けると、ラウンド終了となった。
巧みな仕掛けでポジションを取り、関節も極めに来たシウバがリードし最終回へ。シングルを潰し、パンチを入れる箕輪はダブルから引き込んだシウバの潜りにパンチを連打する。エレクトリックチェアーからリバーサルを決めたシウバだが、殴りながら立ち上がった箕輪が逆にワキを潜ってバックへ。コントロールしながら殴る箕輪は、シングルレッグでケージに押し込まれても引き込んで足関節狙いのシウバを殴る。
ハーフガードからスイープを決めたシウバ、箕輪が立ち上がって離れる。ジャブを打ち合った両者、右を入れ前蹴り、ローを入れた箕輪がパンチで打ち勝つ。シウバは空振りから引き込み、ディープハーフへ。さらに足関狙いからバックを伺うと、バックからのカーフスライサーに鉄槌を落とす箕輪は、最後までパンチを入れて時間に。
多彩なシウバの仕掛け、受けて殴った箕輪。ジャッジの裁定は割れ、箕輪はスプリット判定勝ちを決めた。正直、最低は微妙。ただしONE判定で十分にあり得る、接戦を取り切る強さを箕輪は見せた
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