村田夏南子がUFCと契約「RIZINにもInvictaにも感謝の気持ちでいっぱいです」


 日本のRIZINや米国のINVICTA FCで7連勝中の村田夏南子(フリー)のUFC参戦が決定した。現役UFCファイターは、ウェルター級の佐藤天、女子ストロー級の魅津希に続き3人目。村田はUFCで女子ストロー級(-52.2kg)に参戦する。

 昨年11月の『Invicta FC 38: Murata vs. Ducote』でエミリー・ドゥコッティに判定勝ちし新ストロー級チャンピオンになったことを受けて3月に契約していたとのこと。新型コロナウイルスの影響もあり発表するタイミングを逃していたそうです。デビュー戦は未定。村田はインタビューで以下のコメント。

――3月にUFCとの契約が決まったときは率直にどんな気持ちでしたか。

「2015年の年末にRIZINのリング上で参戦発表の挨拶をしたときに、『ロンダ・ラウジー (元UFC世界女子バンタム級王者)に憧れてレスリングからMMAへ転向した』と話しました。その当時の気持ちから変わりはなく、ずっと思い続けていました。RIZINの榊原(信行)代表に改めてその思いを伝えたところ『夏南子が思い出作りじゃなくて、本当に強い気持ちでチャレンジするのなら全力で応援するよ』と言われ、自分のなかでUFCに出場することが夢じゃなくて、明確な目標に変わりました。INVICTAのシャノン・ナップ代表にも快く送り出していただいたことで、UFCと契約が実現できたことなので、本当にRIZINにも、INVICTAにも感謝の気持ちでいっぱいです」

――いまはフロリダからラスベガス、そしてアブダビの「ファイトアイランド」で大会が開催されますが、UFCで試合をするならどの大会を希望しますか。

「……日本がいいですね。マネル・ケイプ選手も言っていましたが、自分がUFCを日本に連れてきたいです」

――オクタゴンで、まだUFCの日本人世界チャンピオンは生まれていません。ぜひ日本のRIZIN出身の世界王者になってください。

「なりたいですね、チャンピオン。私にとっての金メダルです。頑張ります!」
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