<ライトヘビー級/5分3R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.1R5分00秒by TKO
ジミー・クルート(豪州)
右に回って動きを見るスミスが、クルートのローをかわす。クルートは左ジャブを見せ、前蹴りには右ミドルを入れる。すぐに左ジャブを返したスミスは、ローを蹴られてもジャブを差していく。ロー、ワンツーで前に出るクルートだが、ジャブを被弾して動きが一瞬固まる。右目尻をカットしたクルートは、左ジャブをダブルで受ける。スミスはジャブを当て続ける。クルートはローを入れ、左フックを当てるが──攻撃はジャブで遮断されてしまう。
と、クルートは右ロー一発で体がよれて尻もちをつく。距離を詰めたスミスは、ここでダブルレッグでテイクダウンを奪われバックコントロールからパンチを連打される。思わぬ展開から反撃に出たクルートだが、スクランブルからテイクダウンを奪い返すが。左足の負傷は明らかだ。
クルートは足の感覚を確かめて、戦う意志を見せた瞬間にから足を踏み、試合続行は不可のに。TKO勝ちを手にしたスミスは「自分の距離でジャブを使った。彼が戦い続けたいのは分かった。でも2Rがあったら、もっと蹴ることになる。悪いポジションでなく、安全に戦いたいからね」と話した。
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