【UFC262】ベニール・ダルーシュがファーガソンを完全ドミネイト、TD&キープでフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
ベニール・ダルーシュ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
トニー・ファーガソン(米国)

サウスポーのダルーシュに対し、ファーガソンはスイッチしながら距離を詰める。ダルーシュは対角線コンボネーションで左ロー、ファーガソンはダルーシュの左ストレートをダッキングでかわしながら、自分の距離を保つ。ダルーシュは左ローで相手のバランスを崩しながら、パンチで攻め立て、ケージ際でダブルレッグを仕掛けてテイクダウンを奪う。しかしファーガソンは下から相手をコントロール。ダルーシュに決定打を許さない。

ダルーシュはフルガードになったファーガソンに連打を落とす。さらにしっかりと相手を抑え込みながらパスを狙う。ファーガソンはスイープを試みるが失敗。ハーフガードで耐える。二タブフルガードに戻ったファーガソン。ダルーシュはトップをキープして1Rを終えた。

2R、スイッチするファーガソンにダルーシュは左ロー。そして距離を詰めてテイクダウンを狙う。その刹那、ファーガソンがダルーシュを首を捉える。ダルーシュはこれを凌ぎ、頭を抜いてすぐさまパンチをファーガソンの顔面に落とす。ハーフガードを取るファーガソンが、スイープ。ダルーシュは体勢を崩すが、すぐに再びテイクダウンを狙う。ここはファーガソンがカットしトップを狙うが、ダルーシュがファーガソンの左足を取って内ヒールを仕掛けるが、これはファーガソンが耐えた。

ガードポジションに戻ったファーガソンに対し、トップからパンチを落としていくダルーシュ。そのままトップをキープした。

最終R、ダルーシュが右ジャブから左フック。さらに左ミドルを当てる。シングルをパンチを織り交ぜながら、ファーガソンの右足をキャッチしたダルーシュが、リフトアップからグラウンドに持ち込んだ。ケージにお足を掛けて、抑え込ませないようにするファーガソン。しかしダルーシュはノースサウスポジション、さらにサイドへ移行する。下からホールドするファーガソンを引きはがそうとするダルーシュ。ファーガソンのディフェンスも固い。

ダルーシュはファーガソンの頭をケージに向け、足でケージを利用できないように試みるが、ファーガソンは再び自分の足をケージ側へ。さらに下から足を利かせて、ダルーシュに決定打を当てさせない。だがダルーシュもファーガソンを抑え込みながら、徐々にケージ中央へ向かっていく。最後はパンチを乱打して試合を終えた。

ジャッジ3者ともフルマークをつける判定で、ダルーシュが勝利した。


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