<インフィニティリーグ2020バンタム級/5分2R>
小野島恒太(日本)
Def.3-0:20-18.20-18.20-18.
一條貴洋(日本)
ケージ中央で向かい合う両者、小野島が距離を詰めて、バックに回ってパンチを連打する。そのままグラウンドに持ち込み、バックマウントを狙う。しかし一條が立ち上がり、反対に小野島をケージに押し込む。これを切り替えた小野島が一條に尻もちを着かせた。さらにケージへ背中を着かせた小野島は、抑えながら相手の顔面にパンチを浴びせる。一條は立ち上がるも、再び小野島がシングルからダブルでケージに押し込み、グラウンドに引きづりこんだ。
一條は立ち上がり、離れた。小野島は一條が飛び込むところに右を合わせる。さらに距離が近くなるとグラウンドへ持ち込み、シングルバッグからパンチを浴びせていく。そのまま一條に背中をケージに着かせて、ボディへのヒザを連打。立ち上がる一條を、ケージ際から逃がさない小野島。パンチの連打からダブルで尻もちを着かせるも試合のブザーが鳴った。
最終R、小野島がいきなりの左ハイ。一條が距離を詰めると組み付き、1Rと同じくバックを狙うながらパンチを浴びせる。立ち上がった一條はダブルレッグへ。小野島がケージを背にしながらカットしようとすると、シングルに切り替える一條。これをガブった小野島が、立ち上がった一條にケージを背負わせてテイクダウンを奪う。ケージに背中を着けてハーフガードを取る一條の顔面に左右のパンチを放っていく小野島。時おり強いパンチとヒジを織り交ぜる。
さらに一條の足をたたんでいった小野島。腰を上げて、相手の首をたたんでいく。一條も立ち上がろうと試みるが、再び小野島が一條の足をたたむ。試合残り時間1分でパンチを放っていく小野島。一條は立ち上がりながら小野島の首を抱えるが、小野島はすぐにダブルへ切り替え、ケージに押し込んだまま試合を終えた。
インフィニティリーグのルール上、判定勝利の小野島は勝ち点2を獲得。
合計得点は6となり、この時点で石井逸人の7点に届かないが、試合自体はしっかり完勝を収めている。
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