フェザー級トーナメント準決勝。
ハイブラエフは2019年のPFLに出場し、トーナメント準決勝でKO負け。今年は初戦判定勝ちすると、2戦目は2018・2019年の2度優勝経験のあるランス・パーマーに判定勝ちし、勝ち点6の4位で決勝進出。
ラウネーンは初戦1RKO勝ち、2戦目判定勝ちで勝ち点9の1位。イギリス出身の31歳。
オープニングのローを放ったラウネーンにハイブラエフがタックルを合わせテイクダウン。ガードを取ったラウネーンが下から打撃を入れていく。ハイブラエフも密着したままパウンドを入れる。手数では下のラウネーンが多いが、下からの打撃で有効打と見なされるかどうか。少し体を起こしたハイブラエフ。パウンドを打ち込んでいく。ラウネーンは下からホールディングするが立とうという動きは見えない。残りわずかで足で距離を作り立ったラウネーンだが、ハイブラエフはすかさず距離を詰め立ち際にタックル。テイクダウンしたところでゴング。
1Rハイブラエフ。
2R。インローを蹴るラウネーン。ハイブラエフはガードを固めている。タックルを警戒しているラウネーン。両者打撃の手数が少ない。右を1発入れたラウネーンだが、ハイブラエフすぐに距離を詰めるとタックルへ。ケージ際で切れないラウネーン。足をすくってバックに回ったハイブラエフ。片膝をついてこらえているラウネーン。ハイブラエフが片足フックしてハーフバックに。パウンド。右腕でラウネーンの右腕を固定しつつ強いパウンドを入れていく。ゴング。
2Rハイブラエフ。
3R。後がないラウネーン。出ていくがハイブラエフのワンツーをもらう。ハイブラエフは距離を取り手を出さない。逃げ切り体勢か。しかしラウネーンのアッパーを貰い一瞬ぐらついた。追い打ちにいかないラウネーン。ハイブラエフタックル。切ったラウネーン。ジャブを入れる。しかし逆転を狙うには手数が足りない。ハイブラエフがパンチ連打を入れると下がったラウネーンを追いかけて、ケージまで詰まった所でタックル。テイクダウン。インサイドからパウンド。なんとか距離を作りたいラウネーンだが押さえ込んで立たせないハイブラエフ。残り30秒。バックを取らせて立つラウネーンだがハイブラエフはバックキープし放さない。タイムアップ。
30-27、28-29、29-28と謎のスプリットになったがハイブラエフ勝利。決勝でのクリス・ウェイドとの対戦が決定。
ラウネーンに入れたジャッジは1Rの下からの打撃の手数を取ったのか?