フェザー級契約だったがRyoが約400gオーバー。規定により、キャッチウェイトで行われる(減点などのペナルティなし)。中田3位、Ryo4位。
昨年のネオブラでMMAデビューし、決勝で狩野に敗れた中田。2月のRoad to ONEで階級をフェザー級に落とし、昨年のネオブラフェザー級王者の岩本と対戦して1RKO勝ち。今年5月には元王者の田村一聖と対戦し、パンチを打ち込まれたものの打ち返して逆転KO勝ち。ランキング入りし、パンクラス3戦・MMA4戦でメインを飾る。25歳でバックボーンは空道。
36歳のRyoは柔道をバックボーンにOUTSIDERでキャリアを罪、昨年10月のパンクラス初戦はJ太郎相手に判定となったものの、2戦目は1Rギロチンで一本勝ち。5月の透暉鷹戦では、グラウンドで下になる苦しい展開が続き、残りわずかで仕掛けたギロチンも不発…と思われたが、終了後に透暉鷹が落ちており、4分59秒一本勝ちで3連勝。しかし、今回は計量失敗という失態。
中田出ていくがRyoの左がヒット。打撃で出るRyo。右がヒット。さらに右が入って中田ダウン!Ryoネックロック。そのまま背中に乗ってチョーク!しかし外してRyoが下に。今度は中田がパウンド。Ryo立つが中田スタンドでバックに。ここでタイムストップ。
カットしている中田。リプレイで見ると中田のダウンの際に頭が当たった?ドクターチェック。再開はスタンドから。
Ryoがまた出ていく。パンチがヒット。中田前戦のように打たれても打ち合っていく。Ryoタックル。テイクダウン。中田ケージを背に座った状態で肘を入れる。Ryoは腰をクラッチしながら足で膝十字。外れて中田がケージで立ったRyoボディロックしているが差し返す中田。引き剥がそうとするがRyoまたタックル。ケージでこらえる中田。引き剥がしパンチを入れる。Ryo下がった。残り1分。中田パンチで出るが、パンチにタックルを合わせて組み付くRyo。中田ブラウン肘。ホーン。
1R三者Ryo。
2R。中田今度は右ミドルで出る。飛び膝!ケージを背負ったRyoにパンチを打ち込むが、Ryo組んでタックルへ。しかしケージでこらえて引き剥がした中田。消耗が見えるRyo。下がるところにミドル・パンチを入れる。組み付くRyoに首相撲から膝。Ryo消耗しているが中田もかなり攻めていて口が開いている。試合時間ちょうど半分だがフルタイムのような疲労感。Ryo押し込んだまま動きなくブレイク。また蹴りで出ていく中田。パンチが相打ち。組んだRyoがケージに押し込みテイクダウン。しかしケージを背にして座った状態の中田は肘を入れていく。Ryoはしがみつくのみ。立った。中田ミドル。ホーン。
2R三者中田。
3R。出ていく中田にRyoはサークリング。右を入れた中田。Ryo疲れもあってかぐらつく。中田ミドル。組もうとするRyoだが中田組ませない。Ryoインロー。連打。お互いのローが相打ちになりスリップダウンしたのは中田。すぐ立つ。出る中田だがRyoタックルで押し込む。ケージでこらえる中田だがRyo引っこ抜いてテイクダウン。だが背中を付けない中田。押し込むRyoだが中田立った。また出ていく。距離を取るRyo。タックル。組ませない中田。残り1分。タックル。切った。またタックル。切る。中田出てパンチを入れる。右がヒット。ミドル。ワンツー。Ryoも打ち返すが中田が最後まで手を出し続けてタイムアップ。
判定三者29-28で中田勝利!3Rはテイクダウンされてもそこから攻めさせず、終始打撃で攻めた中田。Ryoも3Rになってから入れたインローがかなり効いていたので僅差だった。
セコンドに付いていた大沢ケンジがそのまま試合後のインタビュアーに。
「自分には夢があります。UFCに行って世界最強の男たちと殴り合いがしたい!今のレベルだと、こんなことを言っても笑われるかもしれないけど、必ずたどり着きます」
退場時に足が痛く歩けない中田。インローを蹴られた左足ではなく右足を痛めた模様。