女子バンタム級だったが、コヘイアが2.5ポンドオーバー。ロサはランキング15位。
UFCデビューから3連勝で、地元ブラジルでのタイトル挑戦を実現させたコヘイアだが、王者ロンダには秒殺KO負け。その後は負けが込み出し、今年1月に引退試合を予定していたが、盲腸で欠場。ランカーのロサとの試合が引退試合となったが、最後の最後で2度目の体重オーバー。パンチの手数で判定勝ちするスタイルで、11勝中9回が判定勝ち。
同じブラジルのロサはコヘイアより12歳年少の26歳。UFCデビューからここまで3連勝中。とはいえ、相手はUFC0勝・0勝・1勝の相手だが。元ランカークラスとの対戦はこれが初めて。スタンドではカーフキックを打ち込み、テイクダウンするとパウンドでの攻めを武器としている。
首相撲から膝を入れたロサ。コヘイアは飛び込んでパンチを打ち込みヒット&アウェイ。ロサはまた首相撲から膝を入れる。カーフキック。コヘイアの飛び込みにパンチを合わせる。手数ではロサだが、ロサもなかなか攻め込めない。じわじわプレスしてケージまで下がらせたロサ。残り30秒でタックルに。ケージでこらえるコヘイア。ホーン。
1Rロサ。
2R。ロサ飛び膝。ワンツー。右を打ち込みケージを背負わせると膝。コヘイアは単発で右を打ち込んでいるがここまでは手数で押されている。連打を入れるロサ。ボディに膝。コヘイアちょっと嫌がったか。ケージに押し込むロサ。ボディに膝。さらにショートの肘を顔面に入れる。両脇を差したコヘイアが外掛けを狙ったが倒せず。ロサ離れた。パンチを入れていくロサ。飛び膝から首相撲に捕らえてまた膝連打。さらに肘。離れるとまた飛び膝&肘。ホーン。
2Rロサ。
3R。ロサワンツーからカーフキック。飛び膝から首相撲に捕らえて肘のコンボ。コヘイアもようやく連打を出していくが、スピードが落ちている。パンチ・飛び膝で押すロサ。手数を増やしてきたコヘイア。しかし倒せるパンチがない。時間が過ぎていく。ロサ組むとケージに押し込む。投げを狙ったがスッポ抜け離れた。飛び膝から組み付いたロサ。ケージに押し込むと肘。残りわずかでタックルを仕掛けたコヘイアだが切られて下に。ロサパウンド。タイムアップ。
30-27×2、30-26の3-0でロサ勝利。
10-8つけるラウンドはなかったと思うが、3倍近い手数で圧倒。
引退試合となったコヘイアだが、終始押される展開で完全に力負け。