ライト級。
MMA11勝2敗(UFC4勝1敗)のスミスは、11勝すべてがフィニッシュ勝利で、1試合を除いてすべてKO勝ち。28歳で、身長は175cmと低めだが、リーチが193cmもある。UFCでの1敗は試合直前に代役として出場が決まったカーマ・ワーシーとの対戦で、1Rにパンチを貰ってまさかのKO負け。
オーストラリアのムラーキーはローカル時代に現フェザー級王者のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーと対戦経験がある(1RKO負け)。2019年の地元でのUFCデビュー戦は同じくUFCデビューのキックボクサー・ブラッド・リドルに判定負け。2戦目もキックのISKA王者ファレス・ジアム相手にテイクダウンで攻めたが僅差判定負け。しかし前戦はカーマ・ワーシーに開始直後の打撃戦で左フックがヒットしスミスとは逆に1RKO勝ちした。こちらもフィニッシャーで、13勝のうち判定は1試合のみ。柔術黒帯だがKO勝ちの方が多い。
牽制のローを蹴るムラーキー。パンチで出るがスミス距離を詰めて打ち合いに。スミスのパンチがヒットし一瞬効いたムラーキーだが、スミス蹴りを空振ってスリップダウン。すぐ立つ。スミスパンチから左ハイ。ガードしたムラーキー。パンチで出るがかわされ空振り。残り1分。スミスパンチからロー。さらに膝。さらにパンチにつなげる。ムラーキー残り30秒で組むとテイクダウン。すぐ立つスミスだがスタンドでバックからパンチを入れるムラーキー。ホーン。
1Rスミス。
2R。積極的に前に出てプレスするムラーキー。スミス左アッパー。ムラーキーケージまで詰めるがクリンチしたスミス。ムラーキーボディに膝を連打すると頭部に肘。ケージに詰めて首相撲から膝連打。ボディブロー。ガードを固めていたスミスだが左ボディが刺さってダウン!パウンド連打!KO!
勢いで押し切ったムラーキー。ラッシュしながらもボディ・顔面に打ち分けて、ボディを効かせてのKO勝ち。