UFC267:第1試合・タギル・ウランベコフ vs. アラン・ナシメント

フライ級。ウランベコフ15位。

今月のUFCはメイン以外ランカーが1人か2人くらいしか出ないイベントも多かったが、今回は第1試合からランカー登場(層が薄いフライ級だが)。昨年10月にUFCデビューし、UFC0勝2敗のブルーノ・シウバに僅差の内容での判定勝ち。今年は1月・3月・6月に試合が組まれたが、いずれも欠場している。

RIZINファイターのナシメントがUFCデビュー戦。2016年のRIZIN.1で、フライ級契約での元谷戦が組まれていたが、元谷体重オーバーの末ドクターストップとなり消滅。その年の年末に、元谷に合わせた60kg契約で対戦するとスプリット判定負け。2018年にコンテンダーシリーズブラジルに出場するが、ハウリアン・パイバに判定負けでUFC契約ならず。その試合から約3年のブランクがあり、今年7月の復帰戦で勝利するとUFCとの契約が決まった。

長身のウランベコフにローを蹴るナシメント。ウランベコフはジャブ。前蹴り。またカーフキック。四つに組んだウランベコフ。ボディロックからテイクダウン。ナシメント三角を狙う。ケージを蹴って腕十字を狙う。ディフェンスするウランベコフだが、そのままスイープ。しかし勢いでさらに半回転して上を取り返すウランベコフ。ナシメント立った。投げて上になるウランベコフだがナシメント足関スイープで上に。ウランベコフはガードでハイエルボーギロチン。そのままマウントにして絞める!かなりタイトだったが首を抜いたナシメント。下になったがまた足関狙い。押さえ込んだウランベコフに今度はナシメントがギロチンに抱える。ただ抱えているだけ。ハーフにしたウランベコフ。ナシメントは下からキムラに切り替え。頭をまたいでディフェンスするウランベコフだがナシメント今度は腕十字を狙う。ホーン。

1Rウランベコフ。

2R。パンチを打ち込むウランベコフ。プレスしていく。ナシメントはカーフキック。タックルへ。ボディロック。ケージで耐えるナシメント。足へのタックルに切り替えるとナシメントはキムラで引き込む。ガードから極めにいく。腕一本で耐えるウランベコフ。外れた。ナシメントのガードに。下から肘を入れるナシメント。三角・オモプラッタを仕掛けたナシメントだが防いだウランベコフ。ナシメント下から肘。このラウンドはずっと下のナシメントだが攻めている。またキムラ。腕十字に切り替え。ウランベコフがクラッチして防ぐと鉄槌を入れる。ホーン。

2Rナシメント。

3R。ウランベコフプレス。ナシメント飛び膝。受け止めてテイクダウンした

ウランベコフだがナシメントまたキムラから腕十字を狙う。ディフェンスしているウランベコフ。外した。上から肘。ガードを取るナシメント。三角。ディフェンスしたウランベコフだが、このラウンドも上から攻めが少ない。ハーフにした。パウンド。ボディロックパス。ナシメントまた下からキムラ。しかし外れた。三角。これもディフェンスしている。残り15秒。パウンドを落とすウランベコフ。最後にパス。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでウランベコフ勝利。

3Rも下から攻めていたナシメントだが、2Rよりは若干攻めが足りなかった。

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