UFC on ESPN31:第11試合・ジム・クルート vs. ジャマール・ヒル

ライトヘビー級。クルート13位、ヒル14位。

サム・グレコの弟子のクルートはUFC4勝2敗。コンテンダーシリーズから3試合連続フィニッシュ勝利でランカーのミーシャ・サークノフに挑戦したが、1Rペルヴィアンネクタイで一本負け。しかしその後また連続1Rフィニッシュ勝利でランキング入り。4月の前戦はタイトル挑戦経験もあるアンソニー・スミスに挑戦したが、ロー一発で足を破壊され、タックルからのテイクダウンで粘りを見せたものの、1R終了後にドクターストップ負け。

大学時代にバスケやアメフトでも活躍したエリートアスリートタイプのヒル。30歳だが、MMAを始めたのはまだ5年前。4年前にプロデビューし、わずか2年でコンテンダーシリーズに出場・勝利してUFCとの契約を決めた。デビューから3戦無敗(1戦は勝ったがマリファナ検出によるノーコンテスト)でタイトル挑戦経験もあるOSPを2RKOしているが、前回は今どきUFCで下攻めを武器とする変わり種のポール・クレイグと対戦。引き込まれて腕十字で肘が脱臼しMMA初黒星を喫した。身体能力の高さが武器だが、柔術は青帯で、前回はキャリアの浅さを露呈。今回も極めがあるクルートが相手なので、オッズはアンダードッグ。

ハイを蹴るクルートだが、ヒルの右がヒットしダウン!すぐ飛び込むヒルだがクルートギロチンに抱えて凌ぐ。離れた。距離を詰めたヒルの右がヒットしクルート大の字にダウン!パウンド!KO!

ヒル復活勝利。試合後のインタビューではジョニー・ウォーカーとの対戦をアピール。

一方のクルートは連敗で明暗くっきり。

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