榊原CEO「吉成名高には1年前から那須川天心戦をオファーしていたが受けてくれなかった」→吉成名高「逃げたと言われるような行動はしていないです」

12.31『RIZIN.33』で那須川天心 vs. 五味隆典のスタンディングバウト特別ルールマッチが決定(2021年12月25日)

 こちらの続報。



 12.31『RIZIN.33』で那須川天心 vs. 五味隆典のスタンディングバウト特別ルールマッチが発表された記者会見で榊原信行CEOが以下のコメント。

「ここまでの経緯のなんですけど、ワンチャンあるとすれば武尊選手がRIZINの舞台に出てくる、そうすれば大晦日にチャンスはあったと思うんですけど、やはり中立な舞台っていうことがひとつの大きなテーマだったので、やっぱりRIZINという中では実現できなかった。それはそれとしておいて、天心としはず最初に掲げたのは自分がキックボクシングを引退した後に次の世代に繋がる若手のホープと真剣勝負をする、その中で次の世代のキックを託していけるような、拳を交えることで想いを伝えられたらなということで…これは内々というかオープンな形で吉成名高には1年前ぐらいからオファーしていました。来年(今年)の大晦日ぐらいまでには天心に届きたいよね、階級も含めてチャレンジしたいよねという形で話を進めていました。それは吉成選手に聞いてもらっても、ジムに聞いてもらってもそういうことで進んでいました。

 大晦日までにチャンスはあったんです。6月(13日に東京ドームで開催された『RIZIN.28 』)もオファーしました。『迷いました、悩みました、まだちょっと、体格がそこまで出来てないんで、大晦日に向けて照準しぼって体作ってます』ということで吉成選手側からの返事を貰った。だったら大晦日のラストマッチは吉成名高が準備を整えてくるだろうと、当然僕らはずっと思ってたんですね。だから、そういう中で彼は12月5日に試合をした、55kgでチャレンジをした。伏線としては良いじゃないですか。その結果を受けて天心と大晦日行くよねという、当然のことと僕らは思ってたんですけど、まぁ『悩みに悩んで、受けれません』というのが12月10日過ぎです。

 その後にも若手のホープとして今後を期待したいキックの選手にはオファーしました。ケガをして出られなかった龍聖もそうだし、何人か選手、やりたいというキックの選手の沢山いるとは思うんですけど、ここまでのRIZINの経緯も含めて言うと、名高選手には受けてもらうべきだったと思いますし、手のひらの上に乗せられたチャンスをその場で掴めなかったらスターなんかにはなれないと思んで、本当に残念ですし、悔しいです。そのために僕らは吉成選手とRIZINの中で何度も試合の機会を作ってますからね。ただまぁ、選べなかった理由は彼にもあると思うんで、それはそれで仕方ないこととして…でもまぁ天心との中では残りそのタイミングで(大晦日まで)3週間切ってたと思います」


 これに対し吉成名高はツイッターでこんなコメントをしています。続きを読む・・・
タイトルとURLをコピーしました