UFC249:第8試合・ジェレミー・スティーブンス vs. カルヴィン・ケイター

フェザー級だったが、スティーブンスが4.5ポンドのオーバーによりキャッチウェイトに。スティーブンス7位、ケイター9位。

現在、ノーコンテストを挟んで3連敗中のスティーブンスだが、負けた相手はジョゼ・アルド、マゴメドシャリポフ、ヤイール・ロドリゲスといずれもトップファイター。ジョゼ・アルドには完敗したが、マゴメドシャリポフとロドリゲスには序盤・中盤劣勢だったものの、後半に追い上げ3Rは取っている。フェザー級No.1のベテランだが、今回はやはり通常とは勝手が違うのか、5年ぶりの体重オーバー。

カルヴィン・ケイターはUFC4勝2敗。負けた相手はスティーブンスも負けているヘナト・モイカノとマゴメドシャリポフ。レスリングバックボーンのストライカーで、UFC4勝中、KO勝ちが3つある。ケイターもまた、前戦のマゴメドシャリポフ戦では2Rまで劣勢だったものの、3Rは打撃の手数で攻勢となり取り返している(マゴメドシャリポフが計算づくで逃げ切っただけとも言えるが)。

間合いを詰めるスティーブンス。プレスしていく。ミドル。ケイターもパンチを打ち返す。ジャブ。ローを蹴る。ケイターの3連打のコンボがヒット。ケイターの右がクリーンヒット!ケイターラッシュ。しかし打ち返したスティーブンス。ホーン。

1Rケイター。

2Rも出ていくスティーブンス。ケイターはかわしつつパンチを打ち込むがスティーブンス引かない。ケイターのコンビネーションがヒット。ワンツーからアッパー。ケージまで詰めたがスティーブンス組んで入れ替える。離れた。ケイターの右ヒジがビッグヒットしスティーブンスダウン!レフェリー止めても良さそうだが流した。パウンドを入れるがまったくディフェンスできないスティーブンスを見てようやく止めた。

体重オーバーで本来のコンディションではないと思われるスティーブンスではあるが、ケイターインパクトのある勝利。

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