UFC281:第9試合・ブラッド・リデル vs. ヘナート・モイカノ

ライト級。

アデサニヤの同門リデル。アデサニヤ同様、キックがバックボーンで、59勝10敗のキャリアがある。2019年初めまでは二刀流(むしろキックがメイン)だったが、2019年からMMAに専念すると、3連勝でUFCと契約し、UFCでも4連勝してランキングにも入った。が、ラファエル・フィジエフにはバックスピンキックでKOされ、ジェイリン・ターナーにはパンチでぐらついたところでギロチンを決められて、2連敗でランキングからも陥落している。

イカノはフェザー級から上げてここまで3勝2敗。ここまで負けた相手は、オルテガ・アルド・チャンソン(フェザー)、フィジエフ・RDA(ライト)と、全員がトップランカークラスでツイていない。前回は急遽代役として出場することになり、RDAとの対戦となったが、もともとの試合通りの5Rマッチとなり、終始打撃・パウンドで攻められ続ける試合で、大差判定負けしたものの、タフさは評価される内容だった。

イカノがプレスしてきた。ワンツー。下がるリデル。左ハイ。さらにパンチ連打。ちょっともらっているリデル。組んでいってケージに押し込んだリデルだが、モイカノ入れ替えて離れる。リデルが出たところにワンツーを合わせるモイカノ。またじわじわと詰めるモイカノ。ジャブ。ワンツーを入れたリデルだが、モイカノ組み付いてテイクダウンへ。スクランブルで上を取りかけたリデルだがモイカノバックについてチョーク!タップアウト!

リデル3連敗。モイカノが打撃で上回ると、バックを奪ってからの攻めも早かった。

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