UFC281:第8試合・ドミニク・レイエス vs. ライアン・スパン

ライトヘビー級だったが、スパンが計量失敗しキャッチウェイトに。レイエス7位、スパン12位。

レイエスはキャリア無敗でライトヘビー級王座に挑戦し、当時P4P1位のジョン・ジョーンズにメディアの半数以上がレイエスを支持する内容での惜しい判定負け。が、そこからヤン・ブラホヴィッチとの王座決定戦ではKO負け、現王者イリー・プロハースカとの対戦でも2RKO負けと3連敗。ランキングも7位まで落ちた。とはいえ相手は全員王者クラスで、レイエスの価値は全く落ちていない。大学時代はアメフトで実績を残したが、NFL入りを果たせず引退。兄が経営するジムで健康維持のために初めたMMAにハマってプロデビューしている。

スパンはUFC6勝2敗で、敗れた相手はアンソニー・スミスとジョニー・ウォーカー。スタンドでは長いリーチを活かしたパンチが武器で、組まれるとキャリア20勝のうち9回も決めているギロチンが炸裂する。前戦も、イオン・クテラバのタックルに合わせたギロチンで1R一本勝ち。

ミドルを蹴るスパン。右をもらったレイエス。打ちに行くがまたパンチを貰いスリップ気味にダウン。がぶったスパンがギロチンに捕らえたが、立って離れたレイエス。また打撃で出るレイエスだが、ワンツーをもらった。さらにワンツー。左をもろにもらい、返しの右も側頭部にヒットしてレイエス失神!KO!

レイエスこれで4連敗。そして王者クラス以外にまで敗れた。ダメージの蓄積が顕著。

スパンは初めてトップ10ランカーに勝ったが、体重オーバーなのがいただけない。

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