ROAD FCフェザー級王者のジョンヨン。その後UFCを目指してタイトルを返上し、そのタイトルを争ったのがパク・ヘジンとキム・スーチョル(ヘジンが勝ち、翌年ダイレクトリマッチでスーチョルが王座奪取)。Road To UFCでの試合までに2年9ヶ月のブランクが開いたが、トーナメントでは2戦続けて1分かからずフィニッシュ勝利。
決勝唯一の中国人イー・ジャーは一回戦で修斗フェザー級世界王者SASUKE相手にスタンドでバックコントロールから投げ、手をついたSASUKEが脱臼したところにチョークを決め一本勝ち。準決勝はまたも日本人の松嶋こよみで、1Rは落としたが、2Rに下から三角・腕十字を仕掛け、3Rは消耗した松嶋とレスリング勝負し、僅差の展開でスプリット判定勝ち。元ONEランカーの松嶋と互角以上に渡り合ったことで、SASUKE戦の勝利がフロックでないことを証明した。
ジョンヨン距離を詰めてワンツー。イー・ジャータックルに。四つで組んでケージに押し込む。ダブルレッグへ。そこからスタンドバックに。ジョンヨンが正対したタイミングでテイクダウン。ケージを背に座った体勢のジョンヨンが立とうとするが、腰をクラッチして立たせないイー・ジャー。ジョンヨン立ったがスタンドバックになっている。また正対のタイミングでタックル。しかし今度はこらえたジョンヨン。ケージに押し込んだが、イー・ジャーまた入れ替えてテイクダウン狙い。脇を差し返すジョンヨンに肘を入れる。また肘を入れると、ジョンヨンが打ち返すのをかいくぐってタックル。が、ジョンヨンこらえた。イー・ジャー離れる。イー・ジャーが左をヒット。ホーン。
1Rイー・ジャー。
2R。ジャブで出ていくジョンヨン。イー・ジャー右を打ち込む。タックル。脇を差してこらえるジョンヨンだがテイクダウン。強引に背中に乗ろうとしたが、乗り切れず降りた。ジョンヨン肘を入れた。イー・ジャー離れた。イー・ジャーのパンチで首が跳ね上がるジョンヨン。また組んだイー・ジャー。ケージに押し込む。押し込んで肘。ジョンヨン首相撲から膝。イー・ジャー離れた。詰めるイー・ジャー。ケージを背負うジョンヨンだが、ジャブで下がらせる。イー・ジャーが出るところに左ボディ。イー・ジャータックル。切ったジョンヨン。ジョンヨン出たがイー・ジャーのタックルでテイクダウン!倒されたジョンヨンがガードを取る。が、下から顔面に蹴りが入り注意が入る。しかしなぜかスタンド再開。イー・ジャーにとっては不運。ジョンヨンが詰めてジャブ。ホーン。
微妙だが最後のテイクダウンでイー・ジャーか。
3R。ジョンヨン詰める。ケージを背負ったイー・ジャーにパンチを打ち込んだ。タックルを切るジョンヨン。ジャブ、右、アッパーを入れるイー・ジャー。タックルへ。ジョンヨン首を抱えて膝を入れるが、ケージに押し込むイー・ジャー。離れたジョンヨン。イー・ジャーまたタックル。押し込んで膝。離れた。ジョンヨンボディ。右がヒットするが、イー・ジャー組んでスタンドバック。強引に背中に乗ろうとしたが、足がフックできず前に落ちた。ジョンヨンすかさず腕十字へ。しかしイー・ジャー抜いて上に。ジョンヨン消耗している。イー・ジャーがボディロックして上を狙う。残り1分。ジョンヨン立った。の起こり40秒。パンチで出るジョンヨン。イー・ジャータックル。切りきれないジョンヨンが尻餅。背中を向けて立ったがタイムアップ。
30-27イー・ジャー、29-28ジョンヨン、29-28ジョンヨン。スプリットでジョンヨン勝利。
イー・ジャーは納得いかない表情。2R・3Rは微妙だったが、こうなると2Rの反則キックからのスタンド再開の影響は大きいのでは。
#UFCVegas68 Official Scorecard: JeongYeong Lee vs Yi Zha
— UFC News (@UFCNews) 2023年2月5日
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1人がイー・ジャーにフルマークだが、ジョンヨンに入れたジャッジ2人も1Rジョンヨン・3Rジョンヨンと割れている。