UFC250:第6試合・イアン・ハイニッシュ vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。ハイニッシュ13位。

ハイニッシュのセコンドが試合前の新型コロナウイルス検査で陽性となったため、再検査を行ったところ陰性となったため、通常通りの開催に変更となったいわくつきのカード。ハイニッシュよりも、相手のGM3の方が、突然の対戦相手変更→結局戻るという結果的に難しい対応を迫られることになった。

UFC2勝2敗だが、2戦目にランカーのカーロス・ディエゴ・フェレイラに判定勝ちしてランキングに入っているハイニッシュ。レスリングでオールアメリカンを獲得したが、家庭の事情で中退するとグレてしまい、スペインに行った際にはコカインの持ち込みが発覚し刑務所に収監されている。刑務所でボクシングを学び、シャバに戻ってきてからMMAを始めている。31歳。

グラウンドで、アグレッシブだがポジションを取ってからの無理な仕掛けてポイントを失っていく傾向にあるGM3。一本勝ちも多いが、同じくらい一本負けもある。大味な試合が多い。

ロー、前蹴りを打ち込むハイニッシュ。マーシャートは左ミドル。ハイニッシュの右フックをもらいマーシャートダウン。パウンドラッシュ。タックルに入ってしのごうとしたマーシャートだが、ハイニッシュはバックに回って両手でパウンド連打。頭を抱えて打たれるだけのマーシャートを見てレフェリー止めた。

秒殺。

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