Bellator297:メインカードオッズ

ワジム・ネムコフ 1.18
ヨエル・ロメロ 5.30
セルジオ・ペティス 2.60
パトリシオ・フレイレ 1.53
コーリー・アンダーソン 1.56
フィル・デイヴィス 2.55
ダニエル・ジェイムス 2.00
グーカン・サリカム 1.83

メインはライトヘビー級タイトルマッチ。Bellator無敗のライトヘビー級王者ネムコフに、元UFCミドル級タイトル挑戦者のロメロが挑む。

ネムコフは王者として参戦したGPでは、コーリー・アンダーソンとの決勝戦でやや押され気味の内容でバッティングによるノーコンテストとなったが、昨年11月の再戦ではきっちり完封して王座防衛&トーナメント制覇。

対するロメロはBellator契約初戦となるライトヘビー級GPでメディカルチェックに通らず欠場。仕切り直しの初戦はGP一回戦でネムコフに敗れて敗退した元王者フィル・デイヴィスにスプリット判定負け。昨年5月にアレックス・ポリッツィに3R残り1秒でKO勝ちして初勝利を挙げると、9月にはMMA引退試合メルヴィン・マヌーフをマウントからの肘で3RKO。どちらもランカー相手とはいえ、タイトルに絡むレベルではなく、46歳という年齢もあって大幅アンダードッグに。ただ、UFC最後の3試合はウィテカー・コスタ・アデサニヤに3連敗しているが、お互い手数が少ない見合った展開が続いての結果で、Bellatorでのデイヴィス戦を含めても、はっきり弱いところを見せての負けではなかった。UFC最後となったアデサニヤ戦から3年以上、ミドルからライトヘビーに上げてフィジカルの優位もなくなっていることを考えたら、ネムコフはきっちり差をつけて勝ちたい。

セミは3階級制覇を目指すパトリシオがフェイバリット。王者ペティスは2021年12月の堀口恭司戦で、3Rまで押され気味の展開から、4Rにハイキック空振りからのバックブローで逆転KO勝ち。その後開催されたバンタム級GPは負傷欠場となり、今回は堀口戦以来1年半ぶりの試合となる。この試合はパトリシオが減量後にどれだけ動けるか次第。35歳で、ほぼ人生初となるバンタムまで落として、フェザー時代と同じように動けるかは、実際に試合になってみないと本人でもわからないだろう。

プレリムでは大晦日RIZINとの対抗戦で武田光司に勝利したガジ・ラバダノフが出場。相手はONEで3勝2敗でBellator初参戦となるピーター・バウシュト。バウシュトはONEでは下石康太や元王者フォラヤンにも勝ったが、ティモフィ・ナシューヒンとルスラン・エミベックに連敗し、1年半ぶりの試合。ライト級ながら190cm近い長身。

プレリムは3時間枠だが11試合あり、当然全試合判定になれば枠に入りきれないので、全試合終了後にポストリムファイトとして行われる(その場合、過去の事例ではU-NEXTでは生配信されず、後日の配信となる)。

第1試合開始は17日朝7時から。当日はPFL.5も同じ時間帯での開催となるため、

7:00 Bellator~
7:30 PFL
10:00 Bellatorメインカード
終了後、PFLメインカード(ディレイ)の順で速報予定。

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