UFC on ESPN48:第6試合・ケビン・リー vs. リナト・ファクレトディノフ

ウェルター級。

2021年以来の出戻リー。ライト級では体重オーバーや、クリアしても万全の体調で戦えない一方、ウェルターに上げると勝てず、最後の5戦は1勝4敗でUFCから去った。昨年3月、自らの階級とも言うべきスーパーライト級(165ポンド)が制定されているEagle FCと契約したものの、3月に1戦したのみで、その後はオーナーのハビブ・ヌルマゴメドフがMMA業界から引退したことにより試合が組まれず、今年になってからUFC復帰が決まった。バックを奪ってのチョークが得意。まだ30歳。

ロシアのファクレトディノフはUFCデビューから2連勝中。UFCデビュー戦はテイクダウンからドミネイトして相手を消耗させての判定勝ち。2戦目はTUFウィナーで佐藤天をKOしているブライアン・バトルからテイクダウンを奪い、ほぼリカバリーを許すことなく漬け続けての判定勝ち。UFC再デビューとなるリーにとっては嫌な相手で、オッズはファクレトディノフがフェイバリット。31歳。

いきなり詰めていくファクレトディノフ。ジャブ、インロー。リーもワンツーを返すが、ファクレトディノフが3連打を返した。右が入ってリーダウン!すぐにタックルに入るリーだが、ファクレトディノフノーアームギロチン。座り込んで絞める。リータックルの体勢で止まっているが、レフェリーがチェックすると落ちている!試合終了。

ビッグネーム相手に圧倒したファクレトディノフ。これで3連勝。次はランカークラスとの対戦か。

復帰戦は何も出来ずに敗れたリー。ここまで一方的な負けは、UFCでの連敗中もなかった。しかしこれは相手が悪かったか。

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