ライト級5分5R。BMFタイトルマッチ。ポイエー2位、ゲイジー3位。
両者ともに暫定王座を獲得したことはあるが、王座統一戦でハビブ・ヌルマゴメドフに敗れ、その後はチャールズ・オリベイラとのタイトル戦で敗れている。今回はBMFタイトルがかけられているものの、両者ともに勝って10月のマカチェフ vs. オリベイラの勝者への挑戦権を得たいところ。
ポイエーは一昨年コナー・マクレガーを2度に渡ってKOすると、年末にはハビブ・ヌルマゴメドフが返上した王座をめぐりチャールズ・オリベイラと対戦。1Rにパンチでダウンを奪ったが、2R以降はオリベイラに組み付かれる展開で、最後はバックからのチョークでタップアウト負け。前戦は昨年11月で、元Bellator王者チャンドラーに対し、激闘の末に3Rチョークで一本勝ちした。34歳。
ゲイジーは4連勝で暫定王座を獲得し、ハビブとのタイトル戦に臨んだが、2R三角絞めで一本負け。チャンドラーには激闘の末判定勝ち。オリベイラとのタイトル戦(オリベイラの体重超過によりチャンドラーが勝った場合のみ王者となるルール)ではダウンを奪いながらもチョークで逆転負けと、最近の成績はポイエーとほぼ同じ。前戦はラファエル・フィジエフと対戦し、フィジエフの打撃にかなり苦戦したものの、3Rにアッパーをヒットさせて判定勝ち。タイトル戦線に生き残った。34歳。
前回の両者の対戦は2018年の4月で、ポイエーのパンチ vs. ゲイジーのローの打ち合いとなり、ローをかなり効かせたゲイジーだったが、4Rにポイエーがパンチを効かせてKO勝ちしている。
ローを蹴るゲイジー。ポイエーもカーフ。ローの蹴り合い。飛び込んでワンツーを入れたゲイジー。ブロックしたポイエー。またロー。ポイエーミドル。ゲイジー逆ワンツー。右ハイ。ガードしたポイエー。ケージ際まで詰めたポイエーだがゲイジーがパンチを打ち込む。またロー。飛び込んだポイエーにゲイジー左フック。ポイエーの左がヒット。また左がヒットしぐらついたゲイジーだが、左右のパンチを振って凌ぐ。残り1分。右を打ち込んだポイエー。左ハイはかいくぐってかわしたゲイジー。またロー。ゲイジーのハイはブロック。ホーン。
1Rポイエー。
2R。プレスしていくポイエー。ゲイジーの右ストレートからの右ハイがビッグヒット!ポイエーダウン!KO!
それまでは右ハイを左腕でブロックしていたポイエーだが、ゲイジーの右ストレートを右にパリーした一瞬に右ハイが飛んできてブロックが間に合わず。打撃でポイエーが上回っていたと思ったが一瞬の隙をついてのKO決着。