UFC295:第4試合・ジャレッド・ゴードン vs. マルク・マドセン

ライト級。

レスリング&ボクシングのゴードンはUFC7勝5敗1NC。うちライトでは4勝5敗。フェザーでは3戦全勝だが、2度体重オーバーしている。前々回のパディ・ピンブレット戦は、テイクダウンを奪い攻勢で、メディアの9割がゴードンを支持する内容での不運な判定負け。前戦は現ランカーのボビー・グリーン戦で、1Rにダウンしてのパウンド連打でKOされたが、リプレイで見るとバッティングでのダウン。結果はノーコンテストとなったが、ゴードンにとっては不運な試合が続いている。35歳。

デンマークオリンピアン・マドセン。リオ五輪グレコ銀メダリスト。地元デンマーク大会でデビューし4連勝していたが、前戦はUFC6連勝中だった現ランカーのグラント・ドーソンにシングルレッグからポジションを取られる展開で、最後はチョークで一本負けし、キャリア初黒星を喫した。テイクダウンから押さえ込んで判定勝ちするスタイル。29歳でプロデビューし、今年10年目の39歳。

詰めていくマドセン。クリンチアッパー。ケージに詰めると膝を打ち込む。離れたゴードンだがすぐに追っていくマドセン。また首相撲から膝を打ち込む。クリンチアッパー。また離れたゴードン。しかしすぐに詰めてくるマドセン。ケージに押し込んで膝。離れてパンチを入れるゴードンだが、マドセンまた首四つに。パンチで引き剥がした。クリンチアッパーを返したゴードン。逆にケージに押し込む。ケージに詰めながら右フック。ヒットしマドセンダウン!パウンド!KO!

序盤は押していたマドセンだが、打撃をもらって削られたのか、下がり始めて逆にケージを背負わされて、最後はパンチでダウンしKO負けで2連敗。

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