ライト級だったが、ヨントップが0.5ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。
ペルーのヨントップは昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利し、これがUFCデビュー戦。ペルーのフュージョンFCではウェルター級の王者だったが、コンテンダーシリーズ出場の際にライトに落としている。11歳でMMAを始め、15歳でアマチュアデビュー、17歳でプロデビューして、ここまで14勝(7KO・1一本勝ち)2敗。ニックネームはGoku(悟空)。24歳。
当初はゲイブ・グリーンと対戦予定だったが、今週に入ってから欠場。来月のユライア・フェイバー・A1コンバットに出場予定だったパディーヤが急遽UFCデビューのチャンスを掴んだ。28歳で13勝6敗。2018年にBellatorの前座に出場したことがあり、奇しくもその時の相手がゲイブ・グリーンだった(1R一本負け)。2016年にLookin' For A Fightでジェイソン・ゴンザレスと対戦したがKO負けでMMA初黒星。ゴンザレスがUFCとの契約を果たす一方、パディーヤはその後6勝6敗で勝ったり負けたり。それでもUFCを諦めずに、直前の代役として夢を叶えている(なお、ゴンザレスは1勝3敗で2019年の試合を最後にリリースされ引退している)。直近は3連続フィニッシュ勝利で、前戦の相手は元UFC(1勝4敗)のジャスティン・ジェインズ。28歳。
ヨントップのカーフに合わせてタックルに入りテイクダウンしたパディーヤ。ケージでヨントップが立ち上がるが、立ち際にヒザを入れるパディーヤ。しかしリプレイで見るとまだ膝をついている状態のヨントップの顔面に膝を入れていて反則。レフェリー流した。ヨントップがスタンドでプレスしていく。しかしパディーヤまたタックル。テイクダウン。立ち際に今度はアッパーをヒット。立つとヨントップが打撃で出る。ワンツーから左ハイ。左ミドル。下がるパディーヤ。パンチが入りマウスピースが飛んだパディーヤだが、ハイに合わせたタックルでテイクダウン。すぐにバックに回りチョーク!タップアウト!
パンチを貰ってマウスピースが飛び下がったところからタックル→バック→チョークで勝利。テイクダウンが強い割には上にこだわらず、立ち際に打撃を入れていったが、最後は寝技を仕掛けて一本勝ち。
打撃では押し気味だったヨントップ。寝技に穴があったのか、一瞬の油断だったのか。