175ポンドキャッチウェイト。本来は組まれていなかったカードだが、メインで予定されていたライト級タイトルマッチが消滅したことで、急遽組まれた。
地元フランスのドゥンべはGLORYウェルター級王者から2021年にMMA転向。2連続KO勝利した後、UFCと契約し地元パリ大会でデビュー予定だったが、フランスのコミッションルールによりキャリア差のある相手との試合の許可が降りず、そのままリリースされ、PFLと契約。PFLヨーロッパでのデビュー戦は9秒でKO勝ちしたが、今年3月の前戦は、試合中足にガラス片が刺さったことで中断を主張するドゥンべをレフェリーが認めずTKO負けにされている。31歳。
ウィリスはBellator4勝3敗。デレク・アンダーソンの代役としての登場。22年12月に当時ランキング8位のカイル・クラッチマーに判定勝ちしたが、昨年6月の前戦は来月タイトルに挑戦するラマザン・クラマゴメドフに1RパウンドでKO負け。最終的なランキングからも外れている。32歳。
いきなり間合いを詰めて前蹴りを放ったウィリスにパンチを入れるドゥンベ。ウィリスのタックルを切って左右のフックを入れた。ウィリスまたタックル。ドゥンベは切ると逆に足を掴んで倒した。しかしすぐに立ち上がるウィリス。ジャブを放つドゥンベ。ボディジャブ。ウィリスが左右のフックを振り回すと、もらったドゥンベがダウン気味に倒れる。ダッシュして近寄ってきたウィリスだが、ドゥンベたって離れかわした。再び打撃戦に。ジャブから右を入れたドゥンベ。ウィリス前のめりにダウン!バックに回ったドゥンベがパウンドラッシュ!立ち上がるウィリスだがなおもバックからパンチのラッシュ!連続で打たれるウィリスを見てレフェリーストップ!
最後に来てようやく地元選手の快勝に湧く観客。
戦前は激しくやりあった両者だが、終了後はノーサイド。
試合後にケージサイドにいた元UFCライト級王者でPFLにも出場していたアンソニー・ペティスがケージイン。ドゥンベとフランスで戦いたいとアピール。