UFC on ESPN62:第6試合・エドメン・シャバージアン vs. ジェラルド・マーシャート

ミドル級。

シャバージアンは20歳でコンテンダーシリーズに出場すると、連続KO勝利でUFCデビューからしばらくはプロスペクトとして期待されていた存在だったが、テイクダウンディフェンスとスタミナに難があることがばれて、ランカークラスに3連敗。その後、相手のレベルが落ちてからは2勝1敗とやや復調している。前回はUFC1勝2敗のコールマンの弟子AJ・ドブソンにパンチを効かされたところから、逆にパンチでダウンを奪ってからパウンドでの逆転KO勝ち。26歳。

GM3ことマーシャートはUFC20戦で11勝9敗。11勝のうち、一本勝ちが10回、KO勝ちが1回でオールフィニッシュ。一方、雑な攻めでポジションを悪化させて負ける場合も多く、戦績が安定しない。期待の新星のジョー・パイファーとアンドレ・ペトロスキーに連敗していたが、今年3月の前戦は3連敗中のブライアン・バーバリーナからチョークで一本勝ちし、連敗を止めた。36歳。

オッズはシャバージアンがフェイバリット。

詰めるシャバージアン。ケージに詰めて右を打ち込む。ケージ際まで下がったGM3。飛び込んでシングルレッグ。しかし倒せないと見て放して殴るGM3。ボディを入れたシャバージアン。やや嫌がったGM3。シャバージアンがパンチで出る。GM3は左ミドル。シャバージアン右ハイ。ケージを背負うGM3にパンチを入れる。GM3のミドルをキャッチしてパンチを入れたシャバージアン。右ストレート。GM3のインローがローブローになりタイムストップ。再開。詰めるシャバージアン。パンチのコンボを打ち込む。ホーン。

1Rシャバージアン。

2R。マーシャートがタックルに入るが止めたシャバージアン。マーシャートがミドルをブロックされバランスを崩す。パンチで出るシャバージアン。タックルにボディを合わせると、明らかに効いているマーシャート。さらにパンチを打ち込まれるとタックルにヒザを合わせられ下に。シャバージアンハーフのマーシャートにパウンドラッシュで仕留めに来た。連続で打たれてレフェリーが止めるか微妙なところでなんとか体勢を変えてしのぐマーシャート。押さえ込んだシャバージアン。マウントに。ガードに戻したマーシャート。ようやく得意のグラウンドになるが、シャバージアン立ち上がりスタンドへ。四つから首を抱えたマーシャートだがシャバージアン離れる。マーシャートのタックルにカウンターのヒザ。しかしテイクダウンを許した。マーシャート肩固め。逃れようともがくシャバージアンだが、がっちり入りシャバージアンタップ!

マーシャート12フィニッシュ勝利でミドル級単独1位に。ワンチャンスで勝利をものにした。

シャバージアン、KO寸前まで追い込んでからの逆転負けにがっくりと肩を落とす。

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