ROAD FC070:メインイベント・キム・スーチョル vs. キム・ヒョンウ

ROAD FC70kg級トーナメント準決勝。勝者はすでに決勝進出を決めているヤン・ジヨン(準決勝は相手の体重超過により不戦勝)と12月の決勝戦で対戦する。

昨年優勝のスーチョルは先月RIZINで行われたバンタム級王座決定戦で井上直樹にKO負けしてから4週間での出場(もともとRIZIN出場前から今回のトーナメント出場は決まっていた)。8月の一回戦はシードで、準決勝からの出場。32歳。

相手のヒョンウはキャリア3勝1敗(他に、グラウンド時間制限ありのルールで試合経験あり)。8月の一回戦はブラジルのルーカス・ペレイラをギロチンから三角絞めに移行して絞め落とし1R一本勝ち。22歳。

カーフキックで牽制するスーチョル。ヒョンウは慎重に詰める。左ボディから左フックを打ち込んだヒョンウ。右。スーチョル飛び込んで右を打ち込む。スーチョルがタックルに入ったが切ったヒョンウ。ヒョンウがワンツーをヒット。インロー。スーチョルもインロー。またタックル。今度は切れずにテイクダウンを許したヒョンウ。ギロチンに抱えているが、力は入れていない。放してラバーガードに切り替える。スーチョルがケージに押し込むと上半身を起こした。腹にヒザを入れるスーチョル。ヒョンウ立ってスタンドに。打撃で出るヒョンウ。左ハイ。左ボディからパンチのコンボを入れる。さらに飛びヒザ。左ボディ。スーチョル後退。左フック。左ミドル。またタックルに入ったが切ったヒョンウ。離れ際に左を入れたが、スーチョルも左を返す。右から左ハイを放ったヒョンウ。ゴング。

2R。スーチョルシングルレッグ。ヒョンウ片足でこらえながらアッパーを入れるがスーチョルテイクダウン。ヒョンウ下から蹴り上げ。ガードに入るスーチョル。密着してボディにパウンドを入れる。またじわじわとケージ際に。ヒョンウ体を起こして立ちに行く。立ち際にパンチを入れるスーチョル。離れた。ヒョンウがパンチの連打からテンカオを腹に入れる。スーチョル、右目が腫れている。ヒョンウハイキック。スーチョルタックル。切ったが四つから大内テイクダウンで倒した。ケージ際で鉄槌を入れるスーチョル。ホールディングで凌ぐヒョンウ。ヒョンウKガードを狙うが、スーチョルがまたパウンド。ゴング。

3R。ヒョンウのパンチをかいくぐったスーチョルがタックルでテイクダウン。体を起こして背中を付けないヒョンウ。立った。四つでクラッチするスーチョルがなおもテイクダウンを狙うが引き剥がし離れたヒョンウ。またテンカオを入れたヒョンウだがそこに合わせてタックルに入ったスーチョル。バックに回る。ヒョンウ立ってスタンドバック。前に崩したスーチョルがハーフバックの体勢。ヒョンウ足はフックさせないように防いでいるが、動くことが出来ない。パウンドを入れ続けるスーチョル。ヒョンウ立ったがすぐに崩してヒザを着かせる。スーチョル両足をフックしバックマウント。パウンド。体を伸ばそうとする。仰向けにして四の字バック。ヒョンウは耐えるので精一杯か。バックから殴りつつチョークを狙うスーチョル。タイムアップ。

判定3-0でスーチョルがトーナメント決勝進出。

打撃で圧される場面もあったが、タックルからのテイクダウンでしのぎきった。右目が腫れているが、2ヶ月後の決勝戦は出場できるのか。

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