【写真】今回は無事、変則でない王座決定戦が見られる (C)Zuffa/UFC
19日(日・現地時間)に、UAEはアブダビ・ヤス島=UFC Fight Islandで開催されるUFN172:UFN on ESPN+30「Figueiredo vsBenavidez 2」の計量が17日(金・同)に行われた。
ファイトウィークに入って新型コロナウィルス感染由来のカード変更がなかった今大会。計量も全員がパスしている。
メインでUFC世界フライ級王座を賭けて戦うジョゼフ・ベナビデスとデイヴィソン・フィゲイレドはともに125ポンドでクリア。フェイスオフではファイティングポーズを取り、腕を動かすフィゲイレドに対し、ベナビデスは微動だにせず視線もずらさなかった。
この両者は2月に同じくタイトルを賭けて対戦予定だったが、フィゲイレドが体重オーバーでベナビデスが勝った場合のみチャンピオンが誕生するという変則世界戦として戦うと、右でダウンを奪ったフィゲイレドがパウンドアウトでTKO勝ちを収めている。
試合開始直後の寝技で腕十字を仕掛けられたベナビデスが、その後はテイクダウンを織り交ぜるという本来の戦いができなくなっていたが、明日の再戦ではどうなるのか。
同じくフライ級でフェゲイレドにこそ敗れているものの、実力者アレッシャンドリ・パントージャとロシアのアスカル・アスカロフのマッチアップも非常に楽しみな一戦だ。
■UFN172計量結果
<UFC世界フライ級王座決定戦/5分5R>
デイヴィソン・フィゲイレド: 125ポンド(56.7キロ)
ジェセフ・ベナビデス: 125ポンド(56.7キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジャック・ヘルマンソン: 186ポンド(84.37キロ)
ケルヴィン・ガステラム: 186ポンド(84.37キロ)
<ライト級/5分3R>
マーク・ディアキーシー: 156ポンド(70.76キロ)
ラファエル・フィジエフ: 156ポンド(70.76キロ)
<女子フライ級/5分3R>
アリアネ・リプスキ: 126ポンド(57.15キロ)
ルアナ・カロリーナ: 126ポンド(57.15キロ)
<フライ級/5分3R>
アレッシャンドリ・パントージャ: 125ポンド(56.7キロ)
アスカル・アスカロフ: 126ポンド(57.15キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
カディス・イブラヒモフ: 206ポンド(93.44キロ)
ロマン・デリツ: 206ポンド(93.44キロ)
<150ポンド契約/5分3R>
グラント・ドーソン: 150ポンド(68.03 キロ)
ナッド・ネアモリ: 150ポンド(68.03 キロ))
<ライト級/5分3R>
ジョエル・アルバレス: 156ポンド(70.76キロ)
ジョー・ダフィー: 155.5ポンド(70.53キロ)
<バンタム級/5分3R>
ブレット・ジョンズ: 136ポンド(61.69キロ)
モンテル・ジャクソン: 136ポンド(61.69キロ)
<バンタム級/5分3R>
マルコム・ゴードン: 135ポンド(61.24キロ)
アミール・アルバジ: 136ポンド(61.69キロ)
<ライト級/5分3R>
ダヴィ・ハモス: 156ポンド(70.76キロ)
アルマン・ツァルキャン: 156ポンド(70.76キロ)
<ヘビー級/5分3R>
セルゲイ・スピヴァク: 240ポンド(108.86キロ)
カルロス・フィリッピ: 261ポンド(118.38キロ)