ロバート・ウィテカー 1.83
ダレン・ティル 2.00
マウリシオ・ショーグン 1.54
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 2.60
ファブリシオ・ヴェウドゥム 3.80
アレクサンダー・グスタフソン 1.29
マリーナ・ホドリゲス 1.61
カーラ・エスパルザ 2.45
ポール・クレイグ 1.80
ガジムラッド・アンティグロフ 2.05
アレックス・オリヴェイラ 1.63
ペーター・ソボタ 2.40
ハムザト・チマエフ 1.09
リース・マッキー 8.00
フランシスコ・トリナウド 1.59
ジェイ・ハーバート 2.50
ニコラス・ダルビー 1.38
ジェシー・ロンソン 3.25
トム・アスピナル 1.45
ジェイク・コリアー 2.80
モフサル・エフエロフ 1.51
マイク・グランディ 2.68
タナー・ボーザー 1.40
ハファエル・ペソア 3.10
ベチ・コヘイア 2.35
パニー・キアンザド 1.65
ラマザン・エメエフ 1.26
ニクラス・シュトルツェ 4.15
ナザニエル・ウッド 1.24
ジョン・カスタネダ 4.40
アブダビ・ヤス島のファイトアイランドイベント全4回の最終回。来週からまたラスベガスのUFC APEXでの開催となる。
メインは前ミドル級王者ウィテカーの再起戦。2017年7月にヨエル・ロメロとの接戦を制して暫定王者となったウィテカー(当時の正王者はGSPだが、統一戦を行うことなく引退)。その後、防衛戦を負傷欠場し、11ヶ月のブランク開けでヨエル・ロメロと結果的にリマッチとなりスプリット判定で辛勝。次の防衛戦もまた直前で病欠。暫定王者となったアデサニヤとの統一戦では1R終盤にダウンを奪われ、ホーンに救われたものの、2RにカウンターをもらってパウンドでKO負け。今回はそれ以来の試合。
ティルはタイロン・ウッドリーのウェルター級タイトルに挑戦したが2Rダースチョークで完敗。再起戦ではマスヴィダルにKO負けし、もともと減量がきつかったこともあり、階級を上げることを決意。ミドル級初戦はいきなりアデサニヤと暫定王座決定戦で対戦したケルヴィン・ガステラムだったが、見合いが続き手数が少ない打撃戦となり、僅差のスプリット判定勝ち。この1戦のみでミドル級でどれだけ戦えるかは未知数。
ティルは初戦のガステラムに続き、ウェルター級からの転向組との対戦で、リーチのアドバンテージが活かせる相手。ただし、ウェルター級でもウッドリーとマスヴィダルにダウンを奪われており、勝った試合もスティーブン・トンプソン戦はかなり僅差だった。正直まだ過大評価されている疑いが晴れない。ウィテカーは本来3月に復帰戦だったが、燃え尽き症候群で欠場しており、モチベーションが気になる所。
ウィテカーKO勝ちと予想。
セミはレジェンド・アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラの引退試合。格闘家の引退宣言は当てにならない(セミ前に出るグスタフソンもそうだが)ものだが、44歳のホジェリオはさすがに適齢期だろう。相手はPRIDE・UFCと2度対戦経験のあるショーグン。1回目は15年前で、2回目は5年前。いずれも小差だがショーグンが上回った。ショーグンもかなり衰えてはいるが、最近のホジェリオは打たれ弱さが顕著なので、一発で意識が飛ばされそう。
セミ前は約10年間ライトヘビー級を牛耳ってきたジョン・ジョーンズとダニエルル・コーミエの両者を最も追い込んだ男だったグスタフソンが、階級をヘビーに上げての復帰戦。負傷欠場もあり2016年以降は年間1試合ペースになっていたグスタフソンは、前戦では圧倒的ホームのスウェーデンでアンソニー・スミスに一本負けし、試合後のインタビューで引退を表明。敗戦直後の引退宣言は衝動的なもので、翻意もあるかもしれないと思ったが、まさかのヘビー級での復帰に。体格的にはヘビーでも十分戦えそうだが…。
今回の相手ヴェウドゥムは禁止薬物使用発覚による2年の出場停止開け初戦では腹がゆるゆるのかなりのバッドコンディションだったこともあり、オッズは大差でグスタフソンが優勢。しかしヘビーのグスタフソンも蓋を開けてみなければわからない。
第1試合開始は26日朝6時。速報します。