ライト級だったが、トリナウドが体重オーバーしキャッチウェイトに。トリナウド、腹回りがかなり緩め。
ライト級最年長41歳のトリナウド。2012年からUFCに参戦し15勝6敗。一時は7連勝もしてランキングにも入っていた。しかし7連勝中判定が5回あるなど地味な試合ぶりが原因でなかなかチャンスが与えられず。ようやくランカーのケビン・リーとの対戦が組まれたがチョークで一本負け。またランク外に落ちたが、現在は中堅クラス相手に2連勝中(いずれも判定)。キックがバックボーンのストライカー。
ケージウォーリアーズライト級王者のハーバートはUFC初参戦。MMA10勝1敗で、8KO・1一本勝ちのある32歳。ムエタイバックボーンのストライカーだが、一方でテイクダウンディフェンスやグラウンドには穴がある。
間合いを詰めるトリナウド。アップライトでガードを固めて出る。ハーバードがステップしてパンチをヒットさせる。トリナウド前に出て左を打ち込みケージに押し込む。テイクダウン。あっさり倒されたハーバート。ハーフからパウンド。フックスイープで逃れようとしたハーバートだが、座った状態のハーバートをがぶると、ケージに押し付けながらギロチン。外れた。しかしなおもテイクダウンを狙うトリナウド。ボディロックから後ろに倒しテイクダウン。背中を向けたところでチョークを狙うと、ハーバートは下になり正対して外す。ハーフ。立ち際にがぶったトリナウド。立って離れた。首相撲から膝を入れるハーバート。離れ際にパンチを入れるトリナウド。組んだハーバートが倒す。トリナウドハーフからもぐってスイープを狙うがこらえてパウンドを入れるハーバート。ホーン。
1Rトリナウド。
2R。またガードを固めて出るトリナウドだが、ハーバートのワンツーが入りダウン!上になったハーバート。パスしてマウントに。背中を向けたトリナウドから四の字バック。パンチを入れながらチョークを狙う。トリナウド反転したいがついていくハーバート。反転したがすぐ立ったハーバート。パンチを入れていく。首相撲から膝。トリナウドも打撃を入れていく。左ボディ。しかし疲れているのかパンチが雑。ハーバートのワンツーが入りトリナウドぐらついた。また右が入る。前蹴り、ミドル。首相撲から膝。軽快にステップを踏みながら打撃を入れていく。トリナウドも一発を狙う。ホーン。
2Rハーバート。
3R。ジャブを入れるハーバート。トリナウドも一発を狙っていく。左の一発がテンプルにビッグヒットし、ハーバートダウン!パウンドを入れるまでもないKOと思われたが、ハーブ・ディーンが止めないのでパウンド。ようやく止めた。
衝撃のKO勝利だが、体重オーバーがいただけないトリナウド。コンディションも良くなかったのか、後半ハーバートが攻勢になりチャンスだったが、一発で逆転した。